歌舞伎町へ友人とぶらっと期待せずに見に行った映画。見終えてから、

「RUF Only! RUF Only！」 「ハッハッハ、心配するな、子どもは慣れてる」

ズギューン

っていうモノマネが友達との間で流行った。

ふざけたレビューですみません。内容は最高に良かったです。是非多くの人に見て欲しい。

ズウィックのことだからどうせ考証は間違いだらけで 脚色の嵐なんだろうが（少なくともアフリカ内戦で、高価な銃弾があんなに使えるわけがない）そこはいい。面白いから。知らないのは仕方がないし、シエラレオネの実情には とりあえず興味がないのでここでは考えず、これが事実だと騙されておくことにする。

この作品は考証がどうこうより、ストーリーと演出である。 文明の重要性と内戦の悲惨さを雄弁に語る内容、さまざまな立場のさまざまな思惑の表現、資本主義の背後にある醜い現実の見事な描写。そして納得の行くわかりやすい展開。

映画ってこうやって作ると面白くなるんだなと短絡的に思ってしまった。