[コメント] インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説(1984/米)
「無邪気で元気な偏見」ほど危険なものはないと確信する私にとって、ギョギョギョと目を剥くシーン満載。本気なわけないと思うが、これをシャレとして許せるほど私の肝は据わっていない。ただ一点素ん晴らしいと主張したいのは、フォードの走り姿である。決定的に映画的だ。遅くて、重くて、無様である。しかし、「映画的に極めて正しい速度」と思う。「そこかよ」というか「そこ、どこよ」みたいな話なのかもしれないが。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ハリソン・フォードが最も「正しい走り」を見せるのは『ブレード・ランナー』だと信じて疑わないが、この映画でもよい走りを見せている。間欠泉(?)から逃げる際の速度、動きときたら素ん晴らしいとしか言いようがない。私は、これがハリソン・フォードをハリソン・フォードたらしめている大きな魅力の一つだと思う。
例えば、『バベル』におけるブラッド・ピットの走り方の奇妙さと比べていただくと理解いただけると思う。もっとも、『Mr.&Mrsスミス』のブラピの走り方は逆に良かったと思う。
なんで「そこ」で余談ばかりなのか。真面目にクサすのも変だし、無邪気に持ち上げることも出来ないからです。
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