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DSCHさんのお気に入りコメント(30/144)

キングスマン(2015/英)★3 血肉が飛び散らない意匠に悪ふざけ以上のマインドが見いだせない一方で、労働者パンクがITブタにナカユビ突き立てるみたいな話は、最大公約数にかかる記号の網羅を義務付けられた昨今のエンタメ商品としての需要は満たしているのだろう。 (kiona)[投票(1)]
孤狼の血(2018/日)★4 露骨な「仁義なき戦い」のオマージュであるし、今風に言えばリブートなのだが、本家よりも確実に観易い。過多な台詞で引っ張る物語はぶっちゃけラノベ的で、極道達がスカスカのアホに見えるも、役所広司の凄みと、正義の不在、混沌をしっかりと見据えた演出は見事。エログロ度はいつもの増し増しで快調。車、看板、ジッポ、自販機、黒電話など数え切れない細部に宿る昭和末期の場末感がたまらない。 [review] (まー)[投票(6)]
孤狼の血(2018/日)★4仁義なき』抗争集団劇として台詞の空隙と役者の弾不足が露呈する前半だが、中焦点多用のカメラの包括性と美術の踏ん張りが救う。終わったかに見えた終盤、俄かに映画は継承物語の文脈を獲得しベタなりの強度を纏い出す。パーティ急襲シーンは本篇の佳境だ。 (けにろん)[投票(6)]
一度も撃ってません(2019/日)★4 松田優作シンドロームの丸山昇一が手掛けたレクイエム。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
一度も撃ってません(2019/日)★4 心優しきハードボイルド。予告編を見た時、もっとコメディ色が強いのかと思ったのだが、いやなかなかのハードボイルドだ。「ハードボイルド」という言葉は、ジャンルじゃなく「文体」というか雰囲気を表した言葉であり、「コメディ」は「ジャンル」なので、そもそも言葉の対比は明晰でない、とは思う。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
イージー・ライダー(1969/米)★4 あるシーンの最後のカットと次のシーンの最初のカットが痙攣的に細かく行きつ戻りつしながらシーン移行する繋ぎはいまだに目新しいかしら(模倣する意義のある機会が少ないだけかも)。その酩酊的・運命論的な編集感覚はエディターのドン・キャンバーンよりデニス・ホッパーの主導によるものと思いたい。 [review] (3819695)[投票(9)]
風の谷のナウシカ(1984/日)★5 画面の内外が絶え間なく断続する編集のキレを見せつけられるにつけ、編集とは削る作業だと感じさせられる。流動する世界そのものの全体の中から削り出すべきところだけを削り出し、その一連の断続が広大な世界の断片に宿るなけなしの真実の姿を黙って映し出す。皆が皆、生存圏=生存権を脅かされることで否応ない修羅場が生まれる。それでも一寸の蟲にも五分の魂を見出してしまう感受性ありきの世界。 ()[投票(3)]
一度も撃ってません(2019/日)★4 マジとシャレの均衡線上を行き来する丸山脚本を滋味が馴れ合いを辛うじて封殺した老人同窓会が演じるメタ構造がスリリング。俺たちは決して安穏に終わらぬという決意の表明が彼方にいる原田への連帯に繋がる。犇めき合うバーの人捌きなど撮影もいい。 (けにろん)[投票(5)]
エイリアン:コヴェナント(2017/米=英)★3 文句を言いながらも、いつのまにか黒い胞子を吸い込んでいたらしく、結局続けて見てしまう。見飽きない。アクションのテンポが良い。その後亜流品が渦巻いた中で、大した新味もなく、ご都合だらけなのに、見せきるのだから、逆説的に腕力を感じざるをえない。 [review] (kiona)[投票(1)]
レディ・プレイヤー1(2018/米)★3 3D撮影はとても愉しめる。ここまでくるとアニメとの差異が見出し難いものがある。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
レディ・プレイヤー1(2018/米)★3ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』が俳優部の恐るべき充実によってスピルバーグ・ワークスの首位集団に身を置いた一方、これは際立った被写体の貧弱ぶりでブービーを争う。ベン・メンデルソーンマーク・ライランスサイモン・ペッグは、私が見た限りの出演作で最も退屈な芝居に終始している。 [review] (3819695)[投票(4)]
教授のおかしな妄想殺人(2015/米)★4 淀長先生が「アメリカ最後の哲学者」と評したウディ・アレンが描くテロリスト映画。おかしな邦題を付けるんじゃない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)★5 マモーは心底怖いので、世界の子供達に紹介できるのはこちらの作品 (どらら2000)[投票(1)]
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)★5 ファンタジーとリアリズムの融合。 [review] (uyo)[投票(3)]
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)★5 「どっちにつく?」「女!!」…古今東西、男の行動原理はこれに尽きるのだが、それだけの話だと思ったら大間違い。[ユナイテッド・シネマ入間7] [review] (Yasu)[投票(3)]
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)★4 「どっちにつく!?」「お〜んな〜!」 [review] (田邉 晴彦)[投票(3)]
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)★4 なんと気持ちのいい連中だろう。 (マックス)[投票(8)]
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)★5 正座で観始めた6歳のわが子は、その体勢のまま画面に釘付け。最後まで観通したうえ「おとうちゃん、あしたも観ような」と言いました。 (ナム太郎)[投票(5)]
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)★5 大切なモノを見失ったが故に傷ついた体を横たえ、ただ裁きを待つばかりだったセピア色の庭園で彼が出会ったのは…。ルパンは、心を盗んだのではなく、じつは、とうの昔に盗まれていたのかもしれない。…最近、私はそんなコトを想うようになっている。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(6)]
ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)★5 埼玉県警をヨーロッパまで連れてきたとっつぁんのガッツに五点。 (FreeSize)[投票(15)]