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週一本さんのコメント: 点数順

★5ペイルライダー(1985/米)ウエスタンや古典、一種の様式美の中でこそ試される力量というものがある。生まれつきのアウトローであるがゆえ保守的な土台を選び、依存ではなく、あくまでそのベースに対し挑戦的、好戦的なのだ。芸術家として、男の種類として、最も「不敵」である。[投票(4)]
★5ゴーストライター(2011/仏=独=英)イーストウッド然り、この老人の映画もとにかく筋を描いていく。そこには裏腹に「情感たっぷりやろうと思えばいくらでもできますよ」といった余裕すら感じられる。チャイナタウンのようにはやらなかった、代わりに雨をたっぷり降らせたのかもしれない。[投票(4)]
★5ブルーベルベット(1986/米)個人に内存する善と悪、醜と美を基に世界を一つ構築する。リンチの頭の中と言ってしまえばそれまでだが、このミステリアスな世界に私は私の内面も覗いてしまっている。。 [review][投票(3)]
★5ケイコ 目を澄ませて(2022/日)それをなんと呼べばいいのか [review][投票(3)]
★5クライ・マッチョ(2021/米)俺たちは知っている [review][投票(3)]
★5佐々木、イン、マイマイン(2020/日)あの明け方、ネオンサインのように [review][投票(3)]
★5暗殺のオペラ(1970/伊)アクション映画というと誤解があるか、ならば、なんというアクション(活動)の映画か。例えば人物が横に動く、同じくカメラが横に動く、構図に収まる、さらに人物が動く、そしてカメラもさらに動く、、映画とは、ひとつはカメラを移動すること、美しく、いいや、楽しく、心地よく。[投票(3)]
★5翔んだカップル(1980/日)面白いかといえば皆さんご指摘のように尾美としのりだけでも十分面白い、円広志ですら面白く感じる(失礼)。キャプテンの刈上にだって何だかおかしみがある。でもさぁ。。 [review][投票(3)]
★5リップヴァンウィンクルの花嫁(2016/日)「どこか心の隅で何かを待ってるんです」東京物語(1953) [review][投票(3)]
★5永遠の門 ゴッホの見た未来(2018/英=仏=米)真の絵描きだったゴッホを語る時に、なぜ絵描きは絵を描くのか?を第一に語らなければならないというのは至極真っ当だと思う。確かに才能とは呪いのようなものである。しかし正に人は天賦と言う。彼には神の祝福が見え、我々はそのマチエルから確かにそれを感じることができるのである。 [review][投票(3)]
★5ラッキー(2017/米)ウンガッツ、Nothing、無。アンタも俺も。 [review][投票(3)]
★5トイ・ストーリー4(2019/米)こんなに薄汚い人生なのに物語だけが最高のエンディングを迎えた事になんの価値があろう?と、トイストーリーは戻ってきた。「なぜ生きる?どう生きる?」「自分を探し出せ」と執拗な問いかけが我々の肩に重くのしかかる。 [review][投票(3)]
★5犬ヶ島(2018/米)学ラン着たウェスアンダーソン [review][投票(3)]
★5この世界の片隅に(2016/日)あしたからどうすればいいのか、途方に暮れて、それでもあしたがやってきて、ほんとうに悲しくて悲しくて、とてもやりきれないけど、それでもやってくる [review][投票(3)]
★5ワイルドバンチ(1969/米)わりと慎重に事をススメていた一群のわりにラストの一様式に突入したのには違和感があったが、しかしリアリティはそれ以前に決していたか、と感じさせるあの場面 [review][投票(3)]
★5市民ケーン(1941/米)ジャンボのバックドロップ [review][投票(3)]
★5アギーレ 神の怒り(1972/独)密林の大河を旋回するいかだは粗末な舞台(ステージ)のようだった [review][投票(3)]
★5マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)30年前から残されていたかさぶたは、強引にめくり剥がされるどころか、きれいに完治された。 [review][投票(3)]
★5バットマン・リターンズ(1992/米)心と体がバラバラな、ペンギン、コウモリ、黒猫。まるで互いを癒すかのように戦う悲しい物語。 [review][投票(3)]
★5探偵物語(1983/日)(死語:おきゃん)な主人公にたじたじの探偵優作。俺には演技に見えなかったよ、お芝居の理解上であれ、多分実際に圧されている。ちゃんと(していない)話を成立させているのは圧倒的な薬師丸ひろ子の爆発力だ。 [review][投票(3)]