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週一本さんのお気に入りコメント(3/31)

JUNK HEAD(2017/日)★4 クレイ個体の動きだけでは単調になりがちなところ、アングル、高低・奥行き、カットつなぎ、回転・揺さぶりと、あの手この手を連打する画面に対する演出が巧み。よく見ていると同じテクニックの順番や組み合わせを変えて編集の勢いで見せきっているだけのようだが。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
JUNK HEAD(2017/日)★5 ワクワクさせる不思議な世界をきっちり作りあげ、そこではじまるちょっと奇妙な冒険物語。意外性もあるし、何より観ていて楽しい。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
JUNK HEAD(2017/日)★4 地下世界の作り込み感がすごかった。ほとんど一人で製作したと聞かされると、その執念には恐れ入るが、作品世界はほのぼの感があり健康な人だと思った。イレイザー・ヘッドと比べるとはるかに健全な冒険活劇であった。その分衝撃は薄かった。 (ぱーこ)[投票(1)]
寝ても覚めても(2018/日)★4 始めなんだかよくわからないが、終始不穏な画面である。 [review] (ぱーこ)[投票(1)]
クライ・マッチョ(2021/米)★4 とまれ「イーストウッド×動物」の映画である。クリント・イーストウッドと動物を取り合わせた図像が宝船級の福々しい縁起物であることは『ダーティファイター』以来の公知事項だが、彼の監督兼出演作がこの美質を押し出すのは(西部劇の馬を除いて)稀だった。然り、『クライ・マッチョ』は事件である。 [review] (3819695)[投票(7)]
クライ・マッチョ(2021/米)★3 穏やかな安らかなファンタジー。考えてみれば嘗ての激しい映画だって<現実>では無かった。厳しい現実であっても、心の在り様はファンタジーに在る、又はそこに降り立つ様に歳月を重ねたい。☆3.6点。 (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
クライ・マッチョ(2021/米)★4 彼が監督のみに徹した近作には失望することも多かったが、矢張り『運び屋』同様、出演した監督作にハズレはないのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]
ランボー ラスト・ブラッド(2019/米)★4 まったく過不足のない一直線のシナリオなのだが、こんなに考えさせられるシリーズはないのだ。 [review] (kiona)[投票(2)]
田舎司祭の日記(1951/仏)★4 ブレッソンらしからぬ、とつい口走りたくなってしまうほど「饒舌な」映画。それは何も溢れんばかりのモノローグのみを指して云っているのではない。残酷に人物に寄るトラックアップ。ディゾルヴ繋ぎ。定石を踏まえた音楽の使い方。だが、それらがこの映画の魅力でもある。後年の厳格さこそないが、これは極めて「正確な」饒舌だ。 (3819695)[投票(2)]
家族ゲーム(1983/日)★3 家庭や学校といった共同体の秩序が崩壊し、個人は正面から向き合うことを徹底的に回避する。家族は食卓に横並び。大事な話は車の運転席と助手席で。傍に座る家庭教師と殴り合う。 [review] (緑雨)[投票(2)]
すばらしき世界(2021/日)★3 今回の西川美和作品はずいぶんと優しい。私は監督の一筋縄ではいかない意地悪さが好きだったのでちょと拍子抜け。役所広司さんのお芝居が魅力的なので2時間あきずに楽しめましたが、この三上という男、なんのことはないハード仕様の車寅次郎ですね。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
フェイシズ(1968/米)★5 中産階級夫婦の倦怠を一切の作劇上の仕掛けを弄さずに描き前半は戸惑うのだが、そうやって綴った会話劇が中盤以降にいきなり転がり出す。映画が自走し出す瞬間。脳細胞は一気に覚醒し目を瞬く間も惜しい。破壊された嘗ての映画の在り方に引導を渡した衝撃作。 (けにろん)[投票(1)]
フェイシズ(1968/米)★4 場の空気が変わる瞬間に、何度もドキッとする。 (赤い戦車)[投票(3)]
フェイシズ(1968/米)★5 各キャラクタの人格のなんと立体的であることか! それは現実以上に現実的ですらある。その意味で、これをリアリズムと呼ぶことはもはや適当ではない。どうすればこのような演技が、演出が生み出せるのか。カサヴェテスはぶっきらぼうに映画の魔法を連発する。 [review] (3819695)[投票(5)]
フェイシズ(1968/米)★5 最初から、ものすごい顔のクローズアップの連続。しかも、角度が自由。馬鹿笑いと心象との不一致。奔放なカメラに酔う。感心する。 ラスト近くの [review] (セント)[投票(4)]
フェイシズ(1968/米)★4 あなたの顔がそこにあるということが、わたしの行動をなさしめる。 [review] (ちわわ)[投票(3)]
フェイシズ(1968/米)★5 私にとってのジョン・カサベテスの最高傑作はこれ。映画の一切の約束ごとからこれ程自由になり得て尚かつまるで映画の神様が宿ったような力強い画面の連続。映画の神様は何処に宿るか判らない。奇跡の映画。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]
フェイシズ(1968/米)★3 笑って流そうと思いきやどうも相手は本気らしく、一気に血の気が失せていく。自分でも信じがたいような(もしくは信じたくない)感情の露呈と、一瞬で崩れるさまざまな均衡。 [review] (tredair)[投票(5)]
フェイシズ(1968/米)★4 解釈される前の、人間の瞬間のアクションを完全に信じきってる。心理的な説明なんて不要と言わんばかりに、焼け付く痛みをダイレクトに押し付けてくる。 (くたー)[投票(5)]
オープニング・ナイト(1978/米)★5 女優冥利に尽きる映画です。ジーナの人間としての大きさ、生きる苦しさを舞台に立つまでの時間に体現した。ジーナはホント素晴らしいスケールの人間だと思います。また、それを横で優しいまなざしで見ているカサベテスも。 (セント)[投票(2)]