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寒山さんのコメント: 更新順

★5忘れられた皇軍(1963/日)軽々な感想など弾き飛ばす強度。本作の無慈悲なキャメラはデリタ正義論云う処の原(アルシ)暴力であり、大島渚は自ら進んで血塗れになっている。最高傑作。[投票]
★4箱根風雲録(1952/日)単純に愉しい土木工事映画。決闘における丘陵の傾斜の折り重なる変奏や、山場を彩るソ連直輸入の顔アップ連鎖など見処たっぷり。 [review][投票]
★4おぼろ駕籠(1951/日)ユルいお正月映画だが演技陣、撮影ともに充実。特に卓越した小物使いの連発がすごい。三井弘次を誘うように風に舞う和紙の件など極めつけだろう。バカ演っている長谷川一夫田中絹代も最高に愉しい。[投票]
★4ある精肉店のはなし(2013/日)牛捌きの詳述を見るのは生まれて初めてだったが、人として知っておくのが当然だったという感想。そういえば牛の輪切りの件のある『木靴の樹』と本作は似たテイストがある。 [review][投票(1)]
★3浮気のすすめ 女の裏窓(1960/日)男気溢れる伴淳が麗しい大船調艶笑譚。この後20年にわたり砕けまくるピンクコメディと比べてしまう。 [review][投票]
★5気違い部落(1957/日)「善良」な大衆への興行的配慮など何もない振り切れた嫌がらせ映画(含『台風騒動記』のネタバレ)。 [review][投票]
★5ストップ・メイキング・センス(1984/米)キートン直系なバーンのインテリジェンスと黒人サポートメンバーの肉体性が相見えるニューヨーク・アートの理想郷 [review][投票(1)]
★3起きて転んでまた起きて(1971/日)決して停滞しない流暢な前田演出による気持ちのよいほのぼの喜劇。見処は脇で冴えまくる大原麗子のツンデレ芸者。でんぐり返りが素晴らしい。 [review][投票]
★0女ひとり大地を行く(1953/日)基本、炭坑組合史映画だが、興味深いのは朝鮮戦争批判の件。これをアホの映倫がブチ切っているのだった。オリジナル版164分は現存するらしく、すると私の観た短縮版では観たうちに入らない。 [review][投票]
★2母なれば女なれば(1952/日)冒頭の裸で走る戦災孤児のショットなどドキュメント部分はさすがだし、家出して夜の野原を行く長兄が突然に警察予備隊の砲撃訓練に出くわす件は異様で印象に残るが、こういういい処が全然本筋に絡まない。 [review][投票]
★5猫と庄造と二人のをんな(1956/日)豊田は本邦ポルノ映画の開祖か。猫の肉感しか信じない森繁久彌と金満娘香川京子の大股開き。 [review][投票(1)]
★3ひかげの娘(1957/日)新藤手役の置屋ものだが美点がふたつ。ひとつは連綿と描かれる帳場仕事の詳述。繰り返される玄関での出迎えが映画のリズムを刻んでいて実に心地よいい。 [review][投票]
★4立ち去った女(2016/フィリピン)リュミエール回帰とでもいうべきキャメラ置きっぱなしのプリミティブ感がとても好ましく、主題を呼び寄せてもいる。4時間弱使ってなお細部が隠されたままという物語話法も独特の味がある。 [review][投票(2)]
★3鶴八鶴次郎(1938/日)喰えなくてやめる程度の芸道ならやめてしまえ、という凡々たる感想しか湧かない。 [review][投票]
★2歌行燈(1943/日)肝心の山田五十鈴の舞をぶつ切りにするのが信じられない。ナルセの芸道ものはミゾグチに比べて著しく劣る。しかも話が詰まらない。 [review][投票]
★3エロスの誘惑(1972/日)後半ユーモラスに解れるがそれならもっとコメディに寄ったほうがいいのにと思うし、とっちらかしたネタ振りをもっとメリハリつけたほうがいいとも思うのだが、もしかしたら積極的に散漫にするのが狙いなのかも知れず、敏八映画のグネグネ感はいつもながらよく判らない。 [review][投票]
★2クリーピー 偽りの隣人(2016/日)アブナイ人を描く保守性がご近所の風評レベル。ホラー映画の根っこはキリスト教再興だから、本質に突き当たったと云うべきか。 [review][投票(3)]
★4二等兵物語 前篇女と兵隊 後篇蚤と兵隊(1955/日)収束でもって価値高い『真空地帯』(52)のバリエーション。伴淳の秀作。なおタイトルは正しくは前後篇ではなく第一部第二部(分ける意味ないと思うが)。 [review][投票]
★5生まれかわった為五郎(1972/日)ギャグ畳み込む序盤、中盤の宴会シーンのカーニバル的浮遊感、人情バカ三人が交錯して闇雲に盛り上がる終盤。森崎喜劇の理想郷。 [review][投票]
★2やればやれるぜ 全員集合!!(1968/日)漂流する田舎者の描写に辛うじて森崎らしさが見えるが、演出もギャグも余りにもダル。一体、客層をどこに想定しているのか。カトちゃんが面白い顔して笑うのは小学生も低学年以下だけだろうに。 [review][投票(1)]