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寒山さんのコメント: 更新順

★4亡霊怪猫屋敷(1958/日)現代篇が秀逸。『狂った一頁』以来の伝統を感じるし中田秀夫は随分頂いているに違いない。ラストも面白い。 [review][投票]
★3女吸血鬼(1959/日)どんな荒唐無稽な設定だろうと天知茂ならまあ仕方ないねと納得させてしまうのは映画にとって良いのか悪いのか。映画は手堅くも今や平凡。 [review][投票]
★3怪異宇都宮釣天井(1956/日)見処は俳優単位、江川宇礼雄三島雅夫のお主もワルよのうは豪華で藤木の実は可愛く鮎川浩の悪党振りは見事。話は地味、釣天井はもう少しどうにかならなかったのだろうか。[投票]
★51987、ある闘いの真実(2017/韓国)足から外れた靴という小物使いの連鎖が引き出すリアルが、ただの技法ではなく集合的な体験の反映だと語っており見事。警備隊と衝突した後に脱ぎ捨てられた靴の山の禍々しさ、無念さ(含『アパートの鍵貸します』のネタバレ)。 [review][投票]
★4大虐殺(1960/日)亀戸事件、甘粕事件からギロチン社の報復に至るまで、物語は(新東宝なのに)大筋で史実に忠実であり、だからこそ後半に進むにつれて映画は必然的にスカスカになり、アクション映画史上稀に見る盆暗かつ悲痛な収束に至る。苦悩しまくる天知茂が余りにもハマり役。 [review][投票]
★3女といふ城 マリの巻/夕子の巻(1953/日)乙羽信子の八百屋お七の舞いがひたすら感動的で、撮影もなぜかここだけ異常にいい。これをフルで観たかった。本編は漫然としているが、凸ちゃん一流のツンデレコメディと清川玉枝の芸者屋残酷物語、ヤクザの多彩な手口が愉しめる。[投票]
★5怪談累が渕(1957/日)ベストアングルを求めて彷徨うミゾグチ直系のキャメラが冴えまくり、沼に佇む若杉嘉津子のショットにジャンルを超えた尊厳がある。話の不条理さも天井級。 [review][投票]
★4鰯雲(1958/日)良くも悪くも橋本忍中村鴈治郎の農家の親爺振りが抜群で、登場しただけで名画座の場内は爆笑。正に千両役者。 [review][投票(1)]
★4若者の旗(1970/日)延々となされる議論は全然噛み合わず並置され、噛み合わないこと自体が世情の感深く、そんななか田中邦衛史上最強の科白が聞ける。「貧乏人がいつも正しいの」「そうさ」。 [review][投票]
★4非行少女ヨーコ(1966/日)東映っぽく訛ったヌーヴェルヴァーグで複雑な味がする。石橋蓮司が素晴らしい。 [review][投票(1)]
★3処女の泉(1960/スウェーデン)凡庸なベルイマンは神など信じていないのであり、ドライヤーの愚鈍さに恵まれていない。悪魔と対決している方が似合っているのだ。 [review][投票(1)]
★3兎の眼(1979/日)小学教師は人格者でないと勤まらないと厭と云うほど教えてくれる作品。子供たちが全然可愛くないリアリズムがこの際いい。マイナー趣味擁護の作品でもある。 [review][投票]
★3ぼくのおじさん(2016/日)北杜夫の温さそのまんまの映画で、松竹喜劇旅行シリーズとの同時代性を感じさせるものがあり嫌いじゃないんだけど、こういうのは尺90分で十分だろう。タチっぽさは皆無。 [review][投票]
★3まあだだよ(1993/日)本作で面白いのはもっぱら撮影美術。ボロ屋の四季をサイレント風に並べた件が最高で、小開けにした扉から村松達雄香川京子が上下に並んで屋外の雪を眺めるショットがとりわけ美しい。 [review][投票(4)]
★3喜劇 誘惑旅行(1972/日)気楽なフィリピン漫遊記だが、性風俗が絡むとバブル期のフィリピンパブ興隆への集合的無意識を見せられているようで生臭く、面白味が半減してしまう。当時はあずかり知らないことなんだろうけど。 [review][投票]
★2寝ても覚めても(2018/日)困った不思議ちゃんがまたひとり [review][投票(2)]
★4劇映画 沖縄(1970/日)沖縄の切実を記録して貴重。生真面目になりそうな主題を地井武男の刹那的変遷で巧みに語っている。 [review][投票]
★3君も出世ができる(1964/日)もっさい和製ミュージカルでもっさいのをオモロがる心の余裕のある人向け。ジェリー伊藤の争奪戦は『月給泥棒』のパクリではなかろうか。中尾ミエがいい。 [review][投票(1)]
★4GO(2001/日)「あなたが私を竹槍で突き殺す前に」 [review][投票(1)]
★5橋のない川(一部・二部)(1969/日)一部は『キクとイサム』『にっぽんのお婆あちゃん』と並ぶ北林谷栄の傑作、二部は突撃米騒動の伊藤雄之助の傑作。アクションで語る今井、最後の輝き。 [review][投票]