コメンテータ
ランキング
HELP

寒山さんのコメント: 点数順

★5万引き家族(2018/日)この人情劇は全て片山萌美の夢想ではなかったのか。娘を救えるのは万引き家族しかいないのかという悲鳴が聞こえる(含『少年』『誰も知らない』のネタバレ)。 [review][投票(8)]
★5百円の恋(2014/日)安藤サクラに惚れる二時間 [review][投票(7)]
★5晩春(1949/日)二人で観る能舞台の演目は「杜若恋の舞」、身分違いで結ばれなかった在原業平と恋人杜若に憑依された者の狂気の舞であるらしく、原節子の狂気を見事に具象化している。 [review][投票(6)]
★5男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(1980/日)何故寅は結婚を躊躇し続けるかを巡る一編 [review][投票(6)]
★5新学期 操行ゼロ(1933/仏)天へ飛翔する軽みの希求。チャップリンのように羽毛のように、屋根で踊る生徒のように。 [review][投票(5)]
★5疑惑(1982/日)外連味たっぷりの女の戦争の一方で仲谷昇他が競い合う男の情けなさもとても充実している。 [review][投票(5)]
★5希望のかなた(2017/フィンランド)あっけらかんとしたご都合主義は極点にまで彫琢され、寓話の外部にある現実の過酷さが行間から浮き彫りにされる。カウリスマキの物語話法の一大成果。 [review][投票(5)]
★5初恋のきた道(2000/中国)頑迷な老人はいったい何故にして頑迷なのかという市井の永遠の謎に、アイドル映画という奇矯な方法でもってひとつの説得的な解を提出した傑作 [review][投票(5)]
★5驟雨(1956/日)イジワル婆あちゃん水木洋子とヤルセナキオの絶妙な相性が産んだ傑作。紙風船は落下することなく浮遊し続け、ふたりの勝負は永遠に続くだろう。 [review][投票(5)]
★5二十四の瞳(1954/日)戦後版『陸軍』、創作童謡映画、贈与の映画、悪役の映画、ロングショットの傑作。 [review][投票(5)]
★5帰ってきたヒトラー(2015/独)ヒトラーを「魅力的」な人物と示して強烈。喜悦し寄ってくる庶民を捉えたセミドキュメンタリーに眩暈を覚える。パンフは読むべし。 [review][投票(5)]
★5パッチギ!(2004/日)加藤和彦の音楽監督による松山猛の伝記。語り継がれるべき文化史を井筒はかつての大島のように、極彩色の演出で塗り潰したうえで、彼等を讃えている。 [review][投票(5)]
★5僕はイエス様が嫌い(2019/日)挑発的なタイトル(と英題)を頭の片隅に置いて鑑賞することになり、結末は多義的な解釈が許容される。私は反転した敬虔な作品と受け取った。撮影は邦画近年の傑作。 [review][投票(4)]
★5主戦場(2018/米)本作のロングランは、偏向著しいテレビが与えてくれなくなった情報に庶民がどれほど飢えているかの端的な証明であり、本邦映像史に残る事件になるだろう。パンフは発言録付でお買い得。 [review][投票(4)]
★5ローマの休日(1953/米)「人生は不自由ばかりさ、違う?」「いいえ、違わないわ」 [review][投票(4)]
★5惑星ソラリス(1972/露)脅迫的に回帰する記憶という主題をタルコフスキーはここで掴み、最後まで放さなかった。 [review][投票(4)]
★5心と体と(2017/ハンガリー)色んな切り口で物語作法に工夫があり刺戟的。アレクサンドラ・ボルベーイは殆どリリアン・ギッシュを想わせる。 [review][投票(4)]
★5乱れ雲(1967/日)司葉子の目力、眼差しの地獄、構図のせめぎ合い、森光子の奔放、加害者理解の理想、踏切のシグナル、南部牛追唄、ラホール、タケミツのニーノ・ロータ。 [review][投票(4)]
★5ウィークエンド(1967/仏=伊)美しくて愉しくて毒々しい。連発されるB級アクションをミゾグチ直系の流麗な構図で捉える、という方法論自体が画期的なのだと思う。 [review][投票(4)]
★5奇跡の丘(1964/伊)宗教絵画から抜け出してきたような魅力的な顔の連鎖 [review][投票(4)]