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寒山拾得さんのコメント: 投票数順

★4バッファロー’66(1998/米)無茶な男についていく女という主題からは『サンライズ』が想起される。ボーリング場の件までは抜群の爆笑喜劇なのに、何でこうなるの、と萎えかけたが、本作が現代の『サンライズ』だとすれば、この収束は正当なのだった。[投票(1)]
★5無言歌(2010/香港=仏=ベルギー)死の家の記録だ。「溝」という原題が相応しい。 [review][投票(1)]
★4東京物語(1953/日)高峰秀子がノン・クレジットで出ています。さてどこでしょう? [review][投票(1)]
★3海炭市叙景(2010/日)閉塞感をぶちまけたような作品で、この手のリアリズムは幾らでもあるが、一話30分弱で展開もなく放り出されるのが新しいと思う。 [review][投票(1)]
★3ウィンチェスター銃’73(1950/米)犯人立て籠もりの民家に放火する保安官に驚く。シェリー・ウィンターズはまだ中にいるのに。建造物を破壊してよいなら、『狼たちの午後』など、あらゆる立て籠もり事件の解決は容易であり、ある意味画期的な発想と感心した。[投票(1)]
★2オール・ザット・ジャズ(1979/米)この古臭いディスコ・ファンクはいつまで続くのだろうと、不謹慎ながら、主人公が一刻も早くあの世へ逝ってくれることを心底願うばかりのエンディングだった。エンドタイトルが曙光に見えた。途中まではいくつか愉しい場面もあったような気もするが、忘れた。[投票(1)]
★2苦役列車(2012/日)理想的な二人の共同作業と期待したが残念な出来。 [review][投票(1)]
★5陸軍(1944/日)「君死にたまふことなかれ」 [review][投票(1)]
★2博奕打ち 総長賭博(1968/日)これが現代の会社の話なら、誰も見向きもしないだろう。 [review][投票(1)]
★3赤目四十八瀧心中未遂(2003/日)好きな原作の映画化で、期待していたのに残念な出来。前半の尼崎不人情はオールロケでみせるが、肝心の道行きに何故か知らんが『ツィゴイネルワイゼン』みたいな趣味的なモダニズムが混入され、感動はどこにも収斂せず拡散していった。[投票(1)]
★4万事快調(1972/仏=伊)横移動し続けるキャメラが捉えるスーパーマーケットのドタバタは、アンゲロプロスを想起させる鮮やかさ。イヴ・モンタンがやっつけ仕事で撮っているCFも素晴らしく斬新。しかし本筋は対話と喧嘩、というのが全くもってゴダール。[投票(1)]
★2英国王のスピーチ(2010/英=豪)国の情勢も原稿作りも官僚任せで、治療に専念する裸の王様の話の、どこが面白いのか不明。税金泥棒ではないか。熱狂する国民が馬鹿に見える。ノウハウ通りの「感動的」な展開も萎える。[投票(1)]
★4月曜日のユカ(1964/日)いい断片のとても豊富な作品。 [review][投票(1)]
★5幻の光(1995/日)優れたロケハン、優れた撮影、優れた音響。アジア映画の典型を示す丁寧な作品。とても好感を持った。[投票(1)]
★5恋人たちは濡れた(1973/日)「二三発、やるか」と股間からギターを突き出す大江徹の清々しさよ。このムルソーはママンすら覚えていない。終盤の方向感覚を失った奔放なキャメラに恍惚とさせられる。[投票(1)]
★2赤い鳥逃げた?(1973/日)イッピーのジェリー・ルービンは当時、高度資本主義において正気でいるためには遊んでいるしかないと云った、そういう時代背景があるのだが、このフーテン連中が結局は高度経済成長の徒花に過ぎなかったのは、いま観れば一目瞭然だ。[投票(1)]
★3召使(1963/英)この監督は、出演者を掌中でしっかりコントロールしていて、はみ出すところがない。面白いんだけど、人間なんてこんなもんだというシニカルばかりが印象に残る。ブニュエルの意地悪とは似て非なるものだ。[投票(1)]
★2クイール(2003/日)缶ビールは飲み口に点字があり、缶ジュースにはない、ってのは勉強になった。CGを使うと動物ものはとても嘘臭くなる。[投票(1)]
★5天使のはらわた 赤い教室(1979/日)余りにも見事な [review][投票(1)]
★3アンチクライスト(2009/デンマーク=独=仏=スウェーデン=伊=ポーランド)下半身裸で外へ飛び出したゲンズブールが、途中からズボンを穿いているのはおかしい。最後まで脱いでいてもらわないと。[投票(1)]