[コメント] あるじ(1925/デンマーク)
面白いけど小さい家庭劇。ドライヤーがドライヤーになるのは次回作から。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
前半のへそ曲げた夫の嫌味が実に生々しく、妻が里帰りした後、そのキャラが元子守の婆さんに移ってしまい、主人は毒気を抜かれて悄然とする。この移り行く毒気が観処なのだけれど、19世紀の小説にそんな展開はありふれているのだから、賞賛するには小さいし、最後は教訓劇として終わるのも小さい。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。