[コメント] ジャックポット(1974/米)
主演のふたりが大雑把に枠取られた物語のなかで、即興を交えて生き生きと役どころを演じる、アルトマン一流の作品。本作はしかし、このふたりの関係が化学反応を起こすに至っていない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ジョージ・シーガルは儲けた金を持って賭場から逃げ出すという冒頭の所作をラストでも繰り返す。最初と最後で物事は何も変わっていないし、映画はこれをユーモラスに肯定する訳でも、シニカルに否定する訳でもない。ただ馬鹿でかいルーレットの模型が壁で回るばかり。私は漫然とした印象しか持てなかった。
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