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[コメント] 砂の上の植物群(1964/日)

仲谷昇の造形が気障なばかりの主人公を巧みに相対化、中平もテクを駆使して、くだらない原作を何とか観られるレベルに仕立てたという感想
寒山

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







しかし、時代の制約なんだろう、濡れ場が顔のアップの連鎖では何が語れる訳でもなく、中平の登場が10年早かった説を傍証している。結局良かったのは小池朝雄の痴漢の件。稲野和子は退屈。

原作既読。吉行の小説はもう古びちゃってどうしようもない。SMぐらいで人生の深淵を覗いたなんて顔されたんじゃあ白けるし、父親との因果を描くなら妻との関係を掘り下げるべき。そんなの、当たり前だと思うが。

(評価:★3)

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