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[コメント] 救いの接吻(1989/仏)

自分自身の映画の役をアネモーヌから取り返すブリジット・シイ。この初期設定がとてもいい。例えば小説ならこんなことはできない訳だ。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







以降、映画撮影は別に始まらず、本作はそれが事実なのか映画なのか判らぬままに進行する、という二重性が肝なのだろう。そこでは実生活と演技の差異のない世界なのだった。ただ、シイの複数性を示すラストは常識的で蛇足だったと思う。

(評価:★4)

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