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[コメント] 悲しみは空の彼方に(1959/米)

アクメ・モデル事務所なる主人公の雇われ先に目を疑う。『真夏の夜のジャズ』のマヘリア・ジャクソンの朗唱が拝聴できる嬉しいオマケつき。
寒山

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







主要な男優にみな没個性なツルツルの美男が配されているのは、男の視覚的欲望を萎えさせるに充分で、スーザン・コーナーの外見を巡って展開される物語をさらに複雑なものにしている。これは当然に、フェミニズム映画に向けた作者の作戦に違いない。彼女のふたつのダンスシーンは見事なものだが、これを我々は男として見ることはできず、母親の視点から見ることを強いられる。天井を捉える室内のローアングルがいずれも流麗。サンドラ・ディーは本作が代表作なのだろう。

(評価:★4)

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