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★2 | としごろ(1973/日) | 森昌子>秋谷陽子>石川さゆり>山口百恵という浮かび上がる当時の序列に沿って、石川はレイプされ、山口はデヴュー曲がタイトルなのに唄わせてもらえない。芸能界裏事情の抑圧を観客にも押しつけるかのようで実に辛気臭い。 [review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★4 | アラン・ドロンのゾロ(1974/仏=伊) | 原作自体が面白いのだろう。演出もとてもいい。ユーモラスな格闘、とりわけ中盤の豪勢美術の市場、長屋の二階屋から転落連発のアクションが秀逸。各少女歌劇団、初期の少女漫画及びジャッキ―・チェンは大いに影響を受けたに違いない。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★3 | 監視者たち(2013/韓国) | これは高度監視社会における官憲の横行を暴いたディストピア映画である。広告塔の小娘に騙されてはいけない。騙されてみたいという気持ちは判るが。 | 死ぬまでシネマ | [投票(1)] |
★5 | 不良少女モニカ(1952/スウェーデン) | ハリエット・アンデルソンは憎めない、忘れられないというラーシュ・エクボルイの感慨を半ば強引に共有させられてしまうひと夏の思い出。不良少年少女映画の嚆矢にして完成形。 [review] | KEI | [投票(1)] |
★4 | 砂漠の流れ者(1970/米) | 『コンボイ』と並ぶペキンパーのヒッピーもので、「破滅の美学」のその先を描いてさらにいい。伝記映画『情熱と美学』で監督は本作を自身の最高傑作と語っていた。 [review] | 3819695 | [投票(1)] |
★3 | ゲッタウェイ(1972/米) | アルフレッド・レッティエリのルディが獣医師夫婦さらってマックイーンを追跡するサブプロットの珍道中がとてもいい。こちらメインで観たかった。 [review] | 3819695, けにろん | [投票(2)] |
★4 | コンボイ(1978/米) | ペキンパーのニューシネマ。ヒッピーに寄り添い、すでに黒人白人の共闘を謳って頼もしい。「たまたま先頭を走っているだけだ」というクリス・クリストファーソンの言葉に凝縮されているものがある。 [review] | 3819695 | [投票(1)] |
★3 | ガルシアの首(1974/米) | 車があるのだから猟奇的な指示に従わずとも死体を丸ごとトランクに積んだらいいのにと思うのだが、違うのだろうか。湿気多く好まない。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 東京暗黒街・竹の家(1955/米) | 異文化コミュニケーションの古典で愉しい観光映画。本作の大論文を書いた友人がその後ネトウヨになったので偏見があったのだが良作。「国辱」なんて厭な言葉使うなよと思う。 [review] | 3819695 | [投票(1)] |
★4 | 絞殺(1979/日) | ブレッソン好みの面構えと演技力の狩場勉、冒頭の谷岡ヤスジみたいな乙羽信子の失禁、ご近所さんの一言ずつの台詞回しなど、アブストラクトな演出の連続に言葉を失う。 [review] | はしぼそがらす, けにろん | [投票(2)] |
★5 | おばあちゃんの家(2002/韓国) | 町の食堂でお婆さんは孫にだけ食事を注文する。腹の減らない老人にとってそれは特別なことではないが、心ある少年にそれは一生の宝になるだろう。世の中そうやって回っている。★6級。 [review] | jollyjoker, セント | [投票(2)] |
★5 | アワーミュージック(2004/仏) | すでにお馴染みの方法論による、難解な処のないとても率直で気持ちのいい作品。2010年代のゴダールは、うわあ青臭いもの撮っちゃったぜと振り返ったかも知れない。「人生は自分を敗者だと確信して生きる闘いだ」。 [review] | ナム太郎 | [投票(1)] |
★5 | 晩春(1949/日) | 二人で観る能舞台の演目は「杜若恋の舞」、身分違いで結ばれなかった在原業平と恋人杜若に憑依された者の狂気の舞であるらしく、原節子の狂気を見事に具象化している。 [review] | おーい粗茶, jollyjoker, DSCH, けにろんほか7 名 | [投票(7)] |
★3 | 二重生活(2015/日) | 尾行は二重生活じゃないし「どちらが自分か判らなくなる実存」を描くのなら主役は西田尚美でないとおかしい。何か間違えてないか。冒頭の「人を尾行するのが習慣になった」なるソフィ・ガルの引用には人を行動に駆り立てる悪意があり秀逸なのだけど。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★2 | ゴーン・ガール(2014/米) | パルプフィクションに向かって登場人物がゲームの駒のようと云っても野暮かも知れんが、あざとさしか残らない。撮影もどうしようもなく凡庸。この監督は低体温症だと思う。 | DSCH | [投票(1)] |
★5 | ゆきゆきて、神軍(1987/日) | 今村昌平(企画)の傑作でもある。「復讐するは我(神)にあり」のタイトルは本作にこそ相応しい。 [review] | 3819695, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★5 | ザ・レイプ(1982/日) | 田中裕子は鳩尾を殴られて身動きできなくなり、鼻血を流す。娯楽映画の「ロマンチック」なレイプ描写を正して当時力があった。顔殴られて前歯が全部なくなるなど、よくある被害例らしい。 [review] | まー | [投票(1)] |
★4 | 感染列島(2008/日) | 見処は序中盤の医療崩壊で、正確な予見に茫然とさせられる。本作はこれだけで価値高かろう。東宝メジャーテイストの終盤はできれば巧みに席を立ちたい。 [review] | Myrath, 死ぬまでシネマ | [投票(2)] |
★3 | ワイルド・アット・ハート(1990/米) | 見処は圧倒的に冒頭の階段での殺人で、リンチのいい処がここに凝縮されている。あとは漫然としているが、クイールなブスカップルを珍重したい観客の気持ちを巧みに引き出している。 [review] | Myrath | [投票(1)] |
★4 | 非常線の女(1933/日) | 破滅型の岡譲二は、もうひとつのオヅ的男性像の基本であること [review] | ペペロンチーノ, 3819695, ゑぎ, ぽんしゅう | [投票(4)] |