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寒山拾得さんの人気コメント: 更新順(19/61)

人気コメント投票者
★5評決(1982/米)十二人の怒れる男』の正反対を試みて成功している。本作の主役は、選考会の断片以外一言も喋らないが、やはり陪審員なのだ。 [review]pori, jollyjoker[投票(2)]
★5スキャナーズ(1981/カナダ)スティーヴン・ラックの馬面が奇怪で、冒頭のハンバーガーショップでやたら人のものを取って喰らう件がいきなり凄い。バリエーション豊かに急上昇を繰り返す劇伴素晴らしく、鼻血描写がキュートである。 [review]DSCH[投票(1)]
★4スノーデン(2016/米=仏=独)それが仕事でも犯罪を犯せば処罰されるのは今やニュルンベルグ諸原則で正当、とも語られる。世の中方々で、情報公開にしか希望はないと思わせられる。 [review]jollyjoker[投票(1)]
★5シチズンフォー スノーデンの暴露(2014/米=独)素晴らしいドキュメンタリー。ソダーバーグもアカデミー賞もいい仕事をしている。今や米中の狭間にあった「香港」というアジールが2020年に失われようとしている危機も感じさせられる。 [review]jollyjoker[投票(1)]
★3サイダーハウス・ルール(1999/米)アジールを語るアーヴィング映画で良心的なものだが『ガープ』『ニューハンプシャー』の先鋭感はなく地味。卒業証書偽装はカイロ大学を想起させるがいいのだろうか(含『ガープの世界』のネタバレ)。 [review]DSCH[投票(1)]
★2コッポラの胡蝶の夢(2007/米=独=伊=仏=ルーマニア)超人的に堪能な語学力という主題は、私は語学が駄目だったので羨ましいし、中盤に出てくる、この能力をどう使うのかという問いかけは魅力的な主題で、引きつけられるものがあったのだが [review]けにろん[投票(1)]
★5ドラゴン怒りの鉄拳(1972/香港)ブルース・リーの付加価値のお蔭で例外的に観られる抗日映画。本当に大日本帝国って碌でもないですな。 [review]ペンクロフ[投票(1)]
★4さざなみ(2015/英)物語技法としてはひとつ優れものだが、登場人物を物語の実験に使っている印象も残った。 [review]jollyjoker[投票(1)]
★5友だちのうちはどこ?(1987/イラン)志賀直哉の短編の最高傑作のようなこの呼吸。善人だった子供の頃を思い出させられる。黒牛がぬっと出てくるイランの村をほっつき歩く愉しさは何ものにも替えがたい。 [review]jollyjoker[投票(1)]
★1東京裁判(1983/日)判事・検察側を暴露記事的に揶揄し、一方、被告側へは価値中立的かつ同情的。アメリカのダブル・スタンダードは常に批判されなくてはならないが、戦犯救済というグロテスクな方法を採る必要がどこにあるか。 [review]ルクレ, けにろん[投票(2)]
★4血槍富士(1955/日)「ラプソディ・イン・ブルー」のリズムで奏でられる「海ゆかば」 [review]けにろん, 3819695[投票(2)]
★4精神0(2020/日=米)「患者がいちばん苦労している。ずっと我慢し続けている。あんたは頑張った。よく耐えた」 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★2全員死刑(2017/日)劇中言及される『いつかギラギラする日』のようなヒステリックでユーモラスなバイオレンスが目指されたんだろうが記憶に残らない出来。カレープール他どのネタも笑いに恵まれず六平直政鳥居みゆきも不足感。 [review]けにろん[投票(1)]
★4座頭市(1989/日)本シリーズが積み重ねてきたものを回想するばかりの総集編で、ただ勝新が繰り返すお袋の回想だけが新しかった。 [review]けにろん[投票(1)]
★4翔んだカップル(1980/日)映画100年の歴史はセックス描写発展の歴史でもあるが、本作が青春アイドル映画(しかも東宝)でセックスを解禁したのは画期的だったのではないだろうか。 [review]けにろん[投票(1)]
★5星屑の町(2019/日)この世知辛い上映環境に歌謡映画という幸せ。押しの強いのんの造形は日活期の吉永小百合を彷彿とさせ、「新宿の女」の弾き語りが素晴らし過ぎる。レコードほしい(含『極私的エロス・恋歌1974』のネタバレ)。 [review]水那岐[投票(1)]
★3ポンチョに夜明けの風はらませて(2017/日)タイトルは「ピクニック」のほうが良かっただろう。♪ララ歌声合わせよ足並み揃えよ今日は愉快だ(含『台風クラブ』のネタバレ)。 [review]水那岐[投票(1)]
★3海月姫(2014/日)芸能界の不条理を見て我々は日本はいまだに封建社会だと学ぶことになっているのだが、さすがに藤原鶏太の戦時中じゃあるまいに、この当代随一のコメディエンヌはいつまで『千と千尋』状態で放置されるのだろう。 [review]水那岐[投票(1)]
★5人斬り与太 狂犬三兄弟(1972/日)渚まゆみのラーメンにチャーシューのせる文太。これが彼がこの世でなした、たった一度の善行なのだ。「蜘蛛の糸」のカンダタが蜘蛛助けたみたいな。本作の暴力描写はいまだに本邦映画100年の頂点。 [review]DSCH, ぽんしゅう[投票(2)]
★3あばよダチ公(1974/日)佐藤蛾次郎の発情描写の数々が激しすぎて弱ってしまう。「自由にヤレるのか」「貴方は自由をはき違えています」「ネエチャン何も穿いていないのか」何という対話だろう。腰振り続ける蛾次郎に雄の哀れを見よ(含『男はつらいよ望郷篇』のネタバレ)。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]