みんなラストの部分で泣いただの、燃えただの、言いますが自分はぜんぜん燃えませんでしたし泣けませんでした。

それだったら旧劇のほうが１０００倍泣けます、シンジとミサトが生の感情同士がぶつかりあいながらも話が通じてないはずなのになぜかシンジの心を動かした結果ゼーレやゲンドウの予想していたものを違ったものが出来たというラストが泣けますよ。

それに比べてこの体たらくよ、むしろ「いい加減にしろよ、バカ野郎」っておもいましたわ。

よくよく考えたらシンジのあの行為は他の人類を省みない行為で、「俺のかわいい綾波ちゃんだけ助かってればいいやー」というもんである、所詮父親であるゲンドウと同レベル の発想しかできてないアホなのだ。

あんなにリア充生活を満喫しておきながら、結局はヒロインかわいいーレベルの厨房なのだ、こんなやつにはパイロットになってほしくない。

こいつのどこが成長したんだ？

あの時、静止しようとしたリツコさんは偉い。

ミサト、お前は何を応援してるんだ？お前はセカンドインパクトの悲劇を知ってるんじゃないですか？あそこはシンジの顔に水かけて「自重しろ！」というべきだったでしょう、上司としても保護者としてもアカンよそれは。

そもそも、原作と向き合っているなら作るべきはシンジに都合のいい世界じゃなくてアスカと取り残されたあとにどうやってアスカ＝他人と向き合い折り合いをつけて生きていくかor生き残ったかという部分でしょう。

旧劇の続編ですよ、やるべきだったのは。

あのあと、シンジはどうなったかアスカはどうなったのかそこらへんを描くべきだったんじゃあないでしょうかねぇ！？庵野さん。

庵野はこういう映画を作った時点で逃げる気まんまんなんですよ。

まぁ、元からリメイクとうたっておいて逃げてますけどね。