★5 | 摩天楼〈ニューヨーク〉はバラ色に(1987/米) | マイケル・J・フォックス作品の中では、BTTFと双璧を成す傑作だと思う。
無茶な成りすましに関する”あるある”のアイデアだけで構成されるドタバタコメディと云うだけなんだけど、しかし、そうあって欲しいと思えるお伽噺を語り切っている。
肝は躍動するマイケル・Jの体のキレで、元振付師のロスはソレを完全に捉え、貫徹している。流石だ。
オープニングからウキウキする。
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★5 | 人魚伝説(1984/日) | その者、赤き衣を身に纏いて、紺碧の海に降り立つべし。
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★5 | グローリー(1989/米) | 人間が人間である為に、俺が俺である為に、殺し合いに参加しなくてはならない。命を賭けて。そう思うと、殺しあう事もまた人間の一部なんだよね。なんて悲しい。なのにこんなに美しい。なんて映画だよ・・・。 | [投票(1)] |
★5 | マトリックス(1999/米) | これはね。現実の闘争の影なんです。その事に気が付いた人にだけ信じる事が出来る映画。戦いの記録なんです。僕は信じています。 | [投票(1)] |
★5 | 愛人/ラマン(1992/英=仏) | 遠のくリムジンと共に胸が締め付けられ、何故なのか?を言語化しようとする。
これを肯定する言論はないのか?と探す。すればするほど浅薄に思えてくる。
社会から切り離されて存在しようとした二人がやがて社会の前にそれを諦めるように。
しかし、確かに何かがあったのだ。その確証はカメラの捉えたインドシナが、フレームの外まで存在するかの如く鮮明に描き出されている事から来るのだとおもう。
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★5 | ハスラー 2(1986/米) | まるでスコセッシに企画を売り込みに来たニューマンの熱の入った話を聞いてるみたい。
兎に角雑なところが良い。音楽の貼り方、各シークエンスのつなぎ、カットのつなぎ。
完成度を度外視したよう。
でもエディのあり方はビシッと一本筋が通っている。
寸分たがわない切れ味で、ニューマンの与太話を切り取ったスコセッシはすごい。
熱くなった。 | [投票(1)] |
★5 | ウィロー(1988/米) | ラストカットで毎度涙腺が崩壊する(笑) [review] | [投票(1)] |
★5 | アメリカン・ハッスル(2013/米) | コメディって落ちが透けて見えているモノの方が高度だなと
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★5 | プラトーン(1986/米=英) | 果てしない現場の記録。 [review] | [投票(1)] |
★5 | 岸和田少年愚連隊(1996/日) | 何か、何の価値もないんだけど、キラキラした結晶みたい。兎に角、純粋で清廉。あ、尿管結石とか胆石とかか・・・(笑 | [投票(1)] |
★5 | ライフ・イズ・ビューティフル(1997/伊) | 3.11直後、友人がこんな時代に娘を生まれさせてしまって申し訳ない、と言った。私はすぐにそれを否定した。どんな時代に生まれようが、幸せであるか否かとは関係ない。どんな世の中であれ、共に幸せに生きればいいのだ、と。それを言わせたのはもちろんこの映画だった。ベニーニは永遠の憧れだ。私に子はないが | [投票(1)] |
★5 | レディ・イン・ザ・ウォーター(2006/米) | ずっと、信仰の限界を突き詰めて来たシャマランがそれを突破した到達点。あるいはその為の思考実験。と思える。絶対的な上位構造ではなく、登場人物が自分で対象を生み出して行く過程。自分の人生の台本を外部に求めるのではなく、自分で生み出す。それが生きると云う事 | [投票(1)] |
★5 | モンスター(2003/米=独) | 公判の最後にセルビーを見るリーの視線。自分を司法取引で売った相手を許し、死刑になる自分の人生を受け入れる。そして、相手がこれから強く生きる事を願う。まだ通じる心がある強く信じて何度も頷く。そこに至って、彼女は人が人に求めるのは見返りだけ、というこの映画が繰り返し描写してきた人間の真実からはみ出し、人ならざるモノになったと。タイトル通り。そして、Don't Stop Believing。涙w | [投票(1)] |
★5 | ザ・コミットメンツ(1991/アイルランド) | ここではないどこかに行かなくてはならない。自分がこれから生み出すであろうその夢を担保に今をドライブする。しかし、その夢を生み出す元もまた夢=幻想であると。ならば夢は死ぬのか?夢を見た俺は死ぬのか?永遠に問われ続けるべき若人の神話。 | [投票(1)] |
★5 | フォードvsフェラーリ(2019/米) | マイルズはあの最後の判断でレースの神に見限られた。レーサーの本分を捨てたからだ。でも、俺は気持ち判ったよ。アイツも体張って俺を走らせてくれたんだって。梶原一騎だな。コレは。 [review] | [投票] |
★5 | 愛と青春の旅だち(1982/米) | この映画が好きな自分が嫌いじゃない(笑) [review] | [投票] |
★5 | 砂の惑星(1984/米) | 人類が逝き果てた未来がどんなモノかを見せてくれる [review] | [投票] |
★5 | 羊たちの沈黙(1991/米) | 観る事、観られる事。視線の一方通行性について。対象を理解する事は、したくとも出来ない。されるのは自分が如何に観たかだけ。観る事とは、相手を求め、もがく自分と向き合う事。融和は細胞レベルで融合する事でのみ達成される。即ち喰う事。 | [投票] |
★5 | 私をスキーに連れてって(1987/日) | 悪いけど名画でしょ。日本映画でココまで実験的な映画を他に知らない。
カメラは人間の内面を観測する事は出来ない。出来るのはモーメントだけ。って云う原則が貫かれている。 | [投票] |
★5 | フルメタル・ジャケット(1987/米=英) | 数あるベトナム映画の中で正真正銘の戦争映画なのはコレだけだ。と思わせる冷徹さ。
デブ2等兵の件は昨今問題の「無敵の人」の製造過程。
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