★4 | TATTOO〈刺青〉あり(1982/日) | シュールですわ。ボコボコになって死んだの判って観てる訳ですが、その上で繰り出される妄想の自尊心の発露の連続。コレが悉く失笑に繋がるって云う。全く笑えないけど
しかし、宇崎は凄い。優作はここまでパンツは脱げない | [投票(3)] |
★4 | パッチギ!(2004/日) | 小手先のテクニックに井筒さんの本気を見た [review] | [投票(3)] |
★4 | かぐや姫の物語(2013/日) | 高畑さんもまた、総括モードだったのでしょうか。 [review] | [投票(3)] |
★4 | ダンケルク(2017/英=米=仏) | 基本的にゾンビ映画ですね。それをダンケルク撤退戦の体で語るという・・・。
かつての映画表現者が戦争の恐怖を娯楽に転換する過程で生まれたのがゾンビ映画フォーマットだと思うんですよ。
それから時を経て、逆にゾンビ映画からオリジナルである”戦争の手触りが”再現されるという。至極全うであるともいえるし、重大な人類の記憶も薄れているともいえる。
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★4 | ブロンコ・ビリー(1980/米) | 俺のやってた事はウェスターンショウみたいなもんだ。
だが、ショウにも真実はある。
イーストウッドの諧謔。 | [投票(2)] |
★4 | 十三人の刺客(1963/日) | 品格。ここにあって、自分たちが失ったものについて考えちゃいました・・・。戦なき時代の侍が、砂ぼこりに塗れて走る決戦でググッと込み上げる波が。なのに、殿成敗に至って、急に知恵蔵ワールドがw笑っちゃいました。待ってました!のところなんだろうけどね。それまでのスピード感が。でも、カッコ良かったですよ。映画ですよ。ホントの [review] | [投票(2)] |
★4 | 私の男(2013/日) | 同じ座標の別のレイヤーを生きる二人
女は自分の縁を触るように生きる
その形は男に与えられたものだが彼女には無限だ
与えた男は動機を失っている
完成した形はその途端に自分とは別の物になった
男女の原型か | [投票(2)] |
★4 | ヨコハマBJブルース(1981/日) | ホモ・ブレードランナー [review] | [投票(2)] |
★4 | 沈黙 -サイレンス-(2016/米) | キリストの福音が何なのか? その描き方が前提的、既知的で、教徒以外には理解が出来ないし、映画はそれを求めていない。沈黙なのだ。それをエピソードで補完する事は、神を矮小化する事であって、映画は壊されてしまう。それほど厳粛なキリスト教徒によるキリスト教徒の為の映画。 [review] | [投票(1)] |
★4 | イノセンス(2004/日) | 我々は観客として優秀過ぎた。
それが押井を惜しいにしたんです。 | [投票(1)] |
★4 | 野獣死すべし(1980/日) | 小林麻美に姿をさらしてから殺すと云う無意味な行動。
この童貞メンタリティが優作を時代のスターにしたんだと。 [review] | [投票(1)] |
★4 | 1987、ある闘いの真実(2017/韓国) | 韓国人にとって一連の民主化運動の記憶はまだまだ鮮明であり、未だその決着は着いていないという事なのだろうとは思う。その迫力に圧される。ココには細部まで1987年が活写されてる。だが、映画が政治主張の実効的なツールとなり過ぎては美しくない。などと抵抗してみる。しかし、それはすぐに生活の実感すら排除したコントばかりが跋扈する足元を覗かせる鏡となった。悩ましい。 | [投票(1)] |
★4 | タクシー運転手 約束は海を越えて(2017/韓国) | 光州人は頑張った。そういう感慨。俺が物心ついてガンダム夢中になってたあの時にね。
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★4 | 幸福の黄色いハンカチ(1977/日) | 随分とブロークンな語り口で山田洋次映画にしては珍しいなと。健さんと千恵子の再会が一応全体を引っ張るが、それだってモノの弾みであって、動機も必然もない3人の道行きは文脈構成や計算がない。あてどない、その感じがベタな感動に一点のリアリティをもたらしてると思う。 | [投票(1)] |
★4 | 関ヶ原(2017/日) | 「豊臣腐食列島・呪縛」或いは「突入せよ!桃配山荘」
しかし、武将たちが皆サラリーマンか官僚みたいに見えるのはとてもしっくり来た。
日本人が、荒唐無稽なフィクションである怪獣映画の主役に役人を据える事が出来るのは、武家社会がそう云うモノだからだと実感。
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★4 | 翔んで埼玉(2018/日) | 埼玉県人(しかも神奈川県生まれ)としては楽しかった。しかしながら、惜しいというか、悔しいというか…こういう映画、現代日本では必ず舞台的な“見立て”の世界で画作りされてしまうと云う印象があって、もっとリアリズムでこの映画を作れたら、日本映画はまた世界で立ち位置を得られるんじゃないかと思う。 | [投票(1)] |
★4 | 恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989/米) | 個人的に心に沁み過ぎる映画ですね。そう云うの、ジェフ・プリッジス率が高い気がして気になる・・・ww [review] | [投票(1)] |
★4 | 最も危険な遊戯(1978/日) | 優作ちゃーんw夢が詰まり過ぎてるよーww
これじゃ、最も危険な童貞遊戯だよーww
ってな感じで、爆笑に次ぐ爆笑の俺カッコイイーが続く。
笑い疲れてラストを迎えると、どてらの優作ちゃんが、
「カッコつけてないであん時抱いときゃ良かった・・・!」と渋谷を走る訳です。
全部、おっしゃる通り童貞の妄想みたいなもんですよと。
こう云う時、ホント松田優作って侮れないと思う。
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★4 | 帝都物語(1988/日) | 実写のマテリアルを使ったアニメ作品。 [review] | [投票(1)] |
★4 | 人間の証明(1977/日) | 日本人のアメリカコンプレックスと云うのが、言語化され、対象化される前の映画。
今では、当たり前を通り越して風化した感さえあるこの首題が、乗り越えなければならない事案であった時代があった。その記録。いちいち仰々しい演出も、自分が目立つ事しか考えてない優作も、岡田茉莉子の人間離れした自意識も失笑を誘うが、本気なのがヒシヒシ伝わる生々しさがあるから不思議 | [投票(1)] |