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jollyjokerさんのコメント: 更新順

★4パーフェクト・ワールド(1993/米)父親の愛情を知らない二人が、期せずして疑似親子として旅するうちに、一人の男として自分に気づいていく。淡々と進むストーリーが却ってそれをしみじみ感じさせる。 [review][投票(1)]
★4国家誘拐(2007/米)日本未公開とは!組織のやり口とその中で葛藤する三家族のストーリーをからめた佳作です。ライティングも良い。 [review][投票]
★2インサイド・マン(2006/米)きっと面白くなるんだろうと思いながら最後まで見て、がっかりするパターン。しかも一回見ただけじゃ分からない箇所が多くて頭使っちゃった。クライヴ・オーウェンが日本でイマイチ人気がないのが残念。 [review][投票(1)]
★3追憶と、踊りながら(2014/英)思い出と現在のシーンの切り替えが雰囲気を出しており、ノスタルジックな背景も作品にあっている。ストーリーや設定云々よりもベン・ウィショウの優しいキャラが全体を引き立てている。[投票]
★4アルカトラズからの脱出(1979/米)脱獄モノは、本来は悪人である囚人を応援し、刑務所長や看守を敵視してしまう。そして、オチはわかっているものの、キャストの造形や細部の演出のうまさに引き込まれる。なんだかんだ言ってもイーストウッドはカッコイイのだ。[投票(1)]
★4ピアニスト(2001/仏=オーストリア)抑圧されたというか、自らを抑圧してきた40女の欲望はへそ曲がりなのである。能面のようなユペールがそのおぞましさを増幅して、コミュ障の思い込みを絞りだすのだ。強くて弱い一人の人間として、最後は生き返る。[投票(1)]
★4その土曜日、7時58分(2007/米=英)イーサン・ホークの小物ぶりとフィリップ・シーモア・ホフマンの壊れぶり、マリサ・トメイのカワイさが存分に楽しめる。事象のタイムラグが謎解きめいており、こちらも効果あり。ダメなのは邦題。[投票]
★3ジョン・ウィック(2014/米=カナダ=中国)善悪とか復讐をちらつかせるだけで、ほとんど説得力のない大暴れ。2も3もあるようだがこれ、キアヌの暴れ具合より、掃除屋などの脇に注目すればシビレるレベル。[投票(1)]
★4シチズンフォー スノーデンの暴露(2014/米=独)ジェイソン・ボーンでもキャリー・マティスンでもない生身の29歳の男性が、大国を、世界を相手にやり遂げたこと。これがフィクションでなく現在進行形のドキュメンタリーであることに驚愕。また、ジャーナリストの手腕が圧巻。 [review][投票(2)]
★3美女と野獣(2017/米)エマ・ワトソンは悪くないが、端正過ぎて、変わり者の美女役を演じきれず。図書室や、野獣が王子に戻るシーン、ベルのドレス、ガストンと野獣の対決シーンなど「見せ場」に違和感あり。単にアニメを実写化することは望んでいないが、ファンが好きなシーンの魅せ方に落胆。 [review][投票(2)]
★4はじまりへの旅(2016/米)突拍子のないことをしでかすけれど、本当に信念のある人は頭は柔らかく、強いのだ。知識とユーモアに、知恵とハートを総動員して生きるキャッシュ家に乾杯! [review][投票]
★4わたしは、ダニエル・ブレイク(2016/英=仏=ベルギー)「弱者に手を差し伸べる」なんていう上から目線はダメだということはローチ先生わかってらっしゃる。「それ、おかしいだろ!」という、単に「救おう」というのではないもっと大きな視点が大好きです。 [review][投票(4)]
★4ムーンライト(2016/米)誰もが誰かに大切にされたい。自分を大切にするには、耐えて信じて求めて進むしかない。なんて切ない映画。一つ一つのシーンが切なすぎる。 [review][投票(4)]
★4ラ・ラ・ランド(2016/米)ミュージカルだから素晴らしいわけではなく、熱意を持った監督が、愛する映画へのオマージュいっぱいの作品を作り上げたから楽しめるのだ。夢と現実を生きる青春映画として。 [review][投票(1)]
★3真夜中のゆりかご(2014/デンマーク)被写体の「目」でモノ言わせる撮影は成功している。テーマは母性愛/父性愛なんだろうけど、結局は自分次第ってことなんだろうか。[投票]
★3オマールの壁(2013/パレスチナ)イスラエルの監視下で、友情と自身の信念を試されるオマールの鋭い視線が印象的。ラストシーンは、折り合うことのない現実の「人間の壁」をつきつけられる。 [review][投票]
★4マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015/米)壁なんて、ハンマーとノミでぶち壊せ!念入りな調査とデータに裏付けられた事実は、強固な意志の監督によって、笑いやため息まじりに展開していく。ただ、マイケル・ムーアの皮肉に説得力が今一つなのはその体形なのだ。やせろ。 [review][投票(2)]
★4ラビング 愛という名前のふたり(2016/米=英)リチャードジョエル・エドガートンの不器用なまでに実直な愛情と、ミルドレッドルース・ネッガが母になりどんどん強い女性へと変化する様が良い。レンガを積み上げるような少しずつの変化を、主演二人の力で表現している。[投票]
★2大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院(2005/仏=スイス=独)「行き当たりばったり撮影した未消化のカットをつなぎ合わせただけ」という欲求不満が残る。ドキュメンタリーとして伝えるべき最小限の情報が不足している。「神になんか近づかなくたっていいや」と思うだけ。[投票]
★3マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015/米)フランシス・ハ』の延長線にあるキャラクターに既視感があり、インテリニューヨーカーの他人事というウディ・アレン系イラつきがモヤモヤする。俳優陣はいい味を出しているが、中だるみがあり退屈。イーサン・ホークのダメさはハートマーク💛 [投票]