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jollyjokerさんのコメント: 更新順

★4未来を花束にして(2015/英)キャリー・マリガンの成長と意志にグイグイ引っ張られた。 [review][投票]
★3ガール・オン・ザ・トレイン(2016/米)全編に流れる不自然さが異様な雰囲気で、エミリー・ブラントの怪演を引き立てるも、作品としてはいまひとつ。「幻想感」の表現に難ありか。[投票(1)]
★4アンタッチャブル(1987/米)007』とは違う熱いオヤジのコネリーと、若さが醸し出すクールさ満載のガルシアにしびれる。階段のシーンはもちろんだが、メンバーとの出会いのシーンが大好き。[投票]
★3ジュリエッタ(2016/スペイン)衣装とプロダクションデザインに魅せられたが、ヨーロッパ映画にありがちな途切れ感で消化不良。勝気な女がかき回したのね、という印象。[投票]
★4夏をゆく人々(2014/伊=スイス=独)「夏草やつわものどもが夢の跡」が浮かんだ。ちょっと違うんだけど、ヒリヒリする少女の大人へのひと夏。[投票(1)]
★5ベルファスト71(2014/英)一方の側の視線から描いていないからこそ、一兵士が翻弄される姿に対立の愚かしさを感じる。戦争とは一部の上昇部の思惑でしかないこと、兵士は「一つの持ち駒」でしかないことが悲しい。手持ちカメラによる緊張感と臨場感が圧倒的に良い。 [review][投票]
★4私の、息子(2013/ルーマニア)典型的な、金も地位もある年増オバサンの過保護話ではあるが、息子の恋人の存在がキーとなった。親が本気でモノゴト(ダメ息子)に対峙することで希望を垣間見せる結末にじわりと感動を呼び起こす。カメラワークも臨場感がありよろしい。[投票]
★4アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015/英=南アフリカ)さようなら、アラン・リックマン、ハンス・グルーバーの時はこんな役をやるとは思わなかったよ。映画としても緊張感を維持しながら、現代の戦争と政治を皮肉る脚本がすばらしい。 [review][投票(2)]
★2ザ・コンサルタント(2016/米)ジェイソン・ボーンになりたかったベン・アフレックが、いくら過去を背負った自閉症の主人公を演じても、あざとさしか感じない。シリーズにしたい感も満載で観客に媚びている。「どう?面白いでしょ?」オーラ全開で不機嫌になる。[投票]
★4マグニフィセント・セブン(2016/米)く〜〜〜っ!西部劇ってやっぱりいいねぇ〜〜!!オリジナルから新しいモノなんてないけど、爽快なドンパチと7人のキャラクターに改めて前の座席蹴ったど![投票]
★5スノーデン(2016/米=仏=独)シチズンフォー スノーデンの暴露』はすぐれたドキュメンタリーだったが、本作を見ると、より一層スノーデンの苦悩と事件の裏側がみえてくる。頭脳明晰な若者の裏にはリベラル彼女がいた。[投票]
★4きみはいい子(2015/日)オトナ(といわれる年齢のヒト)が実は子どもにどれだけ助けられているか、オトナはもっと自覚しなければいけない。まっすぐな子どもを捻じ曲げてしまうのは、オトナなのである。 [review][投票(3)]
★2あの日のように抱きしめて(2014/独)ニーナ・ホスに期待し過ぎた。既視感のあるショット多用で、ただ雰囲気に酔いそうな話。脚本にも無理があるんじゃね?といったテイタラク。[投票(1)]
★3われらが背きし者(2016/英=仏)ストーリーはありふれており驚きはないものの、「なぜそこまで」という道徳観が骨太。ただし主役のユアン・マクレガーはミスキャスト、大学教授?違うでしょ。[投票]
★3ティエリー・トグルドーの憂鬱(2015/仏)弱者に寄り添おうととするヴァンサン・ランドンは憂鬱の塊で好演。ドキュメント風カメラは緊張感を高めるが、(精神的に)モヤモヤするシーンの連続でしっくりこない。[投票]
★4ハドソン川の奇跡(2016/米)淡々とした描写でこそ、普通の人々がたまたま巻き込まれた事故を浮かび上がらせた。時系列ではないものの、緊張感も注意力も削がれることない構成も良い。安定のトム・ハンクスと敢闘賞アーロン・エッカート。 [review][投票]
★4イーダ(2013/ポーランド=デンマーク=仏=英)イーダアガタ・チュシェブホフスカの清楚な魅力にやられた。つま先もすごくきれい。カメラの構図も素晴らしく、モノクロが際立つ。ユダヤ人云々というより、女性に成長する少女が自分を見つめなおす青春映画。食器やサックスの音など、音響効果も好き。[投票(1)]
★4フレンチアルプスで起きたこと(2014/スウェーデン=仏=デンマーク=ノルウェー)夫婦の間のこの不穏な空気、ある!アメリカ人は女が泣きわめいて離婚となるけれど、本作ではちょっと違う展開で二人の関係を紡ぐ点が面白い。なかったことにできないし、したくない。大声で発散させても、結局はお互いとことんつきつめないとダメなんだ、よね?つながっていたと思い込んでいた絆喪失と再生?の物語。 [review][投票(1)]
★4父の祈りを(1993/米)ジェリーダニエル・デイ・ルイスの心境の変化を丁寧に追うというより、父親と時間を共にする中で見せる瞬間の表情が印象的な作品だ。2時間はあっという間だが、編集がやや粗い感があり。[投票]
★5ニーチェの馬(2011/ハンガリー=仏=スイス=独)生きることが、希望や野心でなく、ただ、生命を維持するだけのことである寂しさ。素手でほおばる食事は、馬の飼い葉と同じである。取り残された馬と父娘はもはや同じ運命なのである。風の音と執拗に繰り返されるBGMが狂気を駆り立てる。 [review][投票(3)]