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jollyjokerさんのコメント: 点数順

★5海よりもまだ深く(2016/日)昭和チックな暮らしを送る母は何かを諦めてきた。昭和の男と暮らしてきた元妻はその男を諦めざるを得なかった。男は過去にひきずられ、何も諦めきれないできた。三人を軸に、それぞれの哀しみや密かな葛藤を、うまいセリフと「小道具」で魅せる今回の是枝裕和作には「参りました」と言わざるを得ない。 [review][投票(4)]
★5ペイルライダー(1985/米)シビレた!よそ者がひょっこり現れて地元民を救うというストーリーは『荒野のストレンジャー』と比較しないわけにはいかないだろう。なにしろ芦毛(あしげ)の馬が同じなのだ。 [review][投票(3)]
★5駅馬車(1939/米)ダラスの目に光る涙、暗闇に浮かぶ人影。馬車による移動だけでなく、要所要所での乗客やバックそれぞれの存在感が際立ち、どんどん盛り上がって面白くなってくる! [review][投票(3)]
★5家族を想うとき(2019/英=仏=ベルギー)正直でまじめであることはもはや生きにくい象徴である。どんなに見過ごされようと、振り向いてももらえず、システムに乗れなければ「再配達」さえされないのだ。 [review][投票(3)]
★5マリッジ・ストーリー(2019/米)チャーリーには基本的に不満はなく、ニコールが自分らしく生きたいという「女性のための離婚」のススメのようにも見えるが、お互いがため込んでいた思いをぶちまけるシーンが身につまされる。やや鼻についたオシャレ感があったノア・ボームバックが今作で実力炸裂した。 [review][投票(3)]
★5ニーチェの馬(2011/ハンガリー=仏=スイス=独)生きることが、希望や野心でなく、ただ、生命を維持するだけのことである寂しさ。素手でほおばる食事は、馬の飼い葉と同じである。取り残された馬と父娘はもはや同じ運命なのである。風の音と執拗に繰り返されるBGMが狂気を駆り立てる。 [review][投票(3)]
★5映画ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム(2015/英=仏)通常5分の一話完結ものがどうなるかと思いきや、あるあるキャラ総出の、うれし、たのしい、なつかし、ほろりのハイセンスな娯楽映画!もう大好き! [review][投票(3)]
★5アパッチ砦(1948/米)さりげなく出てくるドリフ的ギャグが清涼剤となってふくれっ面フォンダをしばし忘れさせる変な効果がよろしい。何より西部劇の醍醐味、馬・馬・馬! [review][投票(2)]
★5僕たちは希望という名の列車に乗った(2018/独)ナチ対ユダヤ人、平等と社会弾圧、マジョリティ対マイノリティ。ファシズムを根源としたこれらの問題は現代社会でも解決されておらず、歴史から学ぶことができない人間の愚かさがうかがえる。教育や教養がいかされない人間は、無知と他者への無関心が引き起こすのだと、日本をも憂う [review][投票(2)]
★5心と体と(2017/ハンガリー)監督の作品を初めて観たが、言いたいことがはっきりしており、ド直球の表現が好きだ。光と影の撮影、ピンポイントの対象物、現実と夢の対比。すべてが上手くまとまった作品だ。 [review][投票(2)]
★5希望のかなた(2017/フィンランド)かつてアキ・カウリスマキはインタビューで「誰かがクソハリウッドにモノ申してやらなきゃな」といって、まだまだ映画は作り続けたいといった。そういうことなのだ。 [review][投票(2)]
★5ミツバチのささやき(1972/スペイン)子どもの目を通した表現は「どんな大人になりたいか」ということだと思う。偏見を持たず、弱者を忘れず、意地悪をせず、信じることができる大人に、わたしもなりたい。 [review][投票(2)]
★5オデッセイ(2015/米)SF度を堪能するというより、前向きに行動すればなんとかなるぜっていうリドリー・スコットのメッセージを感じた。 You just begin. 生きるのも仕事するのもテクノロジーを駆使するのも知恵も、すべて「人」なんだよなぁ!曲もいい!楽しめるSFです。 [review][投票(2)]
★5クレイジー・ハート(2009/米)I don't forget about you, I don't forget this day. で溶けた、アヘ。酔っ払いのわき汗がすごくクサそうなのに許せる。お腹出ててもぎゅ〜ってしてくれるカンジがうらやましい。くしゃくしゃ頭とヒゲにやられた。 [review][投票(2)]
★5おとなのけんか(2011/仏=独=ポーランド)ケイト・ウィンスレットには全く魅力を感じなかったけれど、この作品で上手い、綺麗、知的なことがよくわかる。四人だけの登場で、各々の特徴が顕著になり、中でも ジョン・C・ライリーの存在感が際立つ。彼の代表作の一つに数えてもいい。 [review][投票(2)]
★5桃色の店(1940/米)なんてほのぼのと優しい映画なのだろう!長身の、そして実直を絵にかいたようなジェームズ・スチュワートありきの作品だ。本音と飾った自分がいるからこそ、目の前の人物を受け入れよう。ほんわか温かな気持ちになる。 [review][投票(1)]
★5COLD WAR あの歌、2つの心(2018/ポーランド=英=仏)これぞ映画!シャープな映像と奥深い音響が美しすぎる。 ズーラは激しく自分を貫く女だ。男は女に翻弄されるが、女はそのようにしか生きられないのだ。 [review][投票(1)]
★5ぐるりのこと。(2008/日)下ネタ会話をいくつも披露しているにもかかわらず、それが下品に映らないのは、「性」を下品なものと捉えていない監督の考えによるものだろう。ふざけ半分でない真摯な「生きる性」の考え方が根底にあることで、そのぐるりにあることがらと同時に尊いものだと思えるのだ。 [review][投票(1)]
★5プレイス・イン・ザ・ハート(1984/米)料理と家事をするだけで何も知らなかった奥さんが、家庭を守るために知恵とふんばりで一人の人間として成長する物語。このエドナを通して、夫ロイスがいかに正義感あふれる家庭思いの男だったかがうかがえるところも重要。 [review][投票(1)]
★5サウルの息子(2015/ハンガリー)淡々と「仕事」に向き合うサウルが息子と対峙してから、目つきが変わる。その強い意志と緊張感にわたしもひっぱられる。息苦しい。ただただ気圧されて息苦しい。 [review][投票(1)]