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jollyjokerさんのコメント: 点数順

★4香川1区(2021/日)本作は「小川淳也」という青臭い政治家のリベンジと、周りの人間たちの成長記録である。 [review][投票(2)]
★4パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021/米=英=ニュージーランド=カナダ=豪)マッチョ主義がはびこる中での本当の強さとは? [review][投票(2)]
★4友だちのうちはどこ?(1987/イラン)昔ながらの家長制度。しつけと称する暴力による命令への服従。現代でも平然と行われているのは宗教のもとだけでなく、社会が大人に都合よく言い訳をするためだけなのだ。 [review][投票(2)]
★4孤独な場所で(1950/米)単なるキザ野郎以上に狂気を背負っているボガートが良い。「原作に忠実に?」とか「よいラブシーンは、言葉以外で愛を表現するからさ」など、脚本家視点でのセリフにも唸らされ、それがこのボガートの魅力だ。 [review][投票(2)]
★4或る殺人(1959/米)法廷ものではあるが、法律のスキをついて相手をやりこめるのでなく、ユーモアと一見マヌケのような戦術で陪審員を説得していく手法が面白い。 [review][投票(2)]
★4砂塵(1939/米)オープニングから馬車までのテンポがよく、そう来たか!と嬉しくなった。そして馬車の窓から怒鳴っているのは「彼」ではなかった!ここでガッチリとやられた! [review][投票(2)]
★4知りすぎていた男(1956/米)見知らぬ土地で他人に子どもを預けるなんてもってのほか!プンスカ [review][投票(2)]
★4黄色いリボン(1949/米)馬だ。またしてもベン・ジョンソンのライディングに目を見張る訳だが、馬の疾走と頑健な男たち、去るものと若さのうねりを対比したことで、よりスピード感が増している。しかもじわじわ余韻に浸れる。[投票(2)]
★4リバティ・バランスを射った男(1962/米)ジェームズ・スチュワートが麻布の武家の息子だとしたら、ジョン・ウェインは西部の江戸っ子だ。 [review][投票(2)]
★4ボーダー 二つの世界(2018/スウェーデン=デンマーク)理解されない孤独感が、仲間の登場で埋められそうになるものの、それがアイデンティティを揺るがす一端となる。自分の場所で自分らしく生きることは当たり前ではないのかもしれない。二つの世界を知ったティーナのさらなる葛藤が悲しい。コメントを完成するまで非常に時間がかかった作品である。気持ちの良い作品ではないが、見てよかった。 [review][投票(2)]
★4魂のゆくえ(2017/米=英=豪)不思議な引力のある作品である。現代社会の不穏な行く末と信仰へのゆらぎ。後悔・贖罪・困惑・内向・怒り・葛藤。ベルイマンを思わせるテーマを、暗く寒々としたカメラが追う。ラストは評価の分かれるところだろうが、現代社会への挑戦ともいえるだろう。 [投票(2)]
★4ROMA/ローマ(2018/メキシコ=米)クレオの視点、大人の視点、そして子どもの視点で展開するのだが、それぞれを観客が良い意味で傍観者として見ることで、逆に、作品と同化できるのではないか。海辺のシーンから帰宅するまでのための映画。これを伝えたかったキュアロンの贖い。モノクロの単調なカメラ位置がそれを引き立てる。 [投票(2)]
★4ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米)単なるロッカーのバイオグラフィーというにはあまりある再現性と音源に涙目。但しロジャーはもっと可愛かったし、メアリーの人物描写は弱い。[投票(2)]
★4バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017/英=米)ビリー・ジーン/ボビー、二人の強さ・弱さ・信念の描き方が上手い。監督のまなざしが作品全体を包みこみ、温かい気持ちになれる。これは性差ではなく、自分らしく生きるための戦いだったのだ。 [review][投票(2)]
★4カメラを止めるな!(2017/日)映画が、映画作りが、好きで好きでたまらない人が、自分の記録として作りたかったんだろうな。アイディアと脚本の勝利!funnyでamusingでinteresting。ただ、手品のタネ明かしされたら途端に冷める、そんな感じ。 [review][投票(2)]
★4ウインド・リバー(2017/米)先住民、ハンター、FBI、それぞれが抱える思いが、荒涼とした大地と相まって切ない。無骨なジェレミー・レナーが好演しており、雪の冷たさと過酷さが作品を増幅させている。 [review][投票(2)]
★4女と男の観覧車(2017/米)「女」でいたい、満たされ願望の強い中年の弛緩したカラダをあらわにしたジニーケイト・ウィンスレットのヒステリックさがお見事。赤・ブルー・オレンジなどのライティングを上手く使い分けたワンショットも好感度高し。 [review][投票(2)]
★4レイチェルの結婚(2008/米)「家族」を演じたいメンバーが結集したが、根本は何も変わらず、ただそれぞれが自分のことだけに眼差しを向ける。 [review][投票(2)]
★4恋人たち(2015/日)究極の性善説論者、橋口亮輔、再び。体の障害は心の健康で乗り越えられる。 [review][投票(2)]
★4苦役列車(2012/日)こういう人生があることに嫌悪してしまった。しかしこんなヤな野郎なのに最後まで魅せる森山未來[投票(2)]