[コメント] 桃色の店(1940/米)
なんてほのぼのと優しい映画なのだろう!長身の、そして実直を絵にかいたようなジェームズ・スチュワートありきの作品だ。本音と飾った自分がいるからこそ、目の前の人物を受け入れよう。ほんわか温かな気持ちになる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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店の中で頭一つとびぬけている彼は、常に皆の中心だ。自分に自信をもっており、文通相手にも自分と同等以上のものを求めている。それが、目の前ではことごとく意見が食い違うノヴァクと、図らずも飾らずに本心を語れる手助けにもなっている。
クリスマスに向けての店の忙しさ、店員同士の関係、マトチェクの動向などのエピソードが丁度良いバランスで披露され、心和む。雪の冷たさをものともしない人々のにぎやかさや浮足立った様子もよい。決して大がかりなセットではないものの、それが却ってあたたかく落ち着いた雰囲気になっている。ピロヴィッチ、ピッパの造形も大きく脇役として貢献している。
しかし桃色の店って・・・
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