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[コメント] レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで(2008/米)

青々とした森や白い家、明るいキッチンに対して、キャストの心の内はフランクディカプリオのベッドルームのような暗い影が充満している。夫婦や隣人のみせかけの人生と、心を患ったジョンマイケル・シャノンの対比が秀逸。
jollyjoker

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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ただし、ジョンの人物設定には「ゲイ」という側面もあるような気がするが、マイケル・シャノンにそれは見いだせず、抑圧されたシャノンのシーンがもう少し多くてもよかった気もする。

理想的な暮らしを手に入れ「よく生きよう」と自分を型にはめていた主人公がバクハツする、アメリカンビューティの女性版第二弾にも見えるが、本作は母親としてのエイプリルを描き切れていない感も。夫婦の焦燥感やイライラ表現は上手いが、学童期の子供より自分の野望を重視するのであれば、すぐに妊娠するなと言いたい。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)青山実花[*]

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