[コメント] 6才のボクが、大人になるまで。(2014/米)
登場人物の説明がほとんどないので関係がつかみにくい。唐突とも思えるシーン展開で、前半はどんどん流れていく。しかしその子供時代があったからこそ、ハイティーンの迷いが生きてくるのかもしれない。
姉サマンサローラレイ・リンクレイターがどんどん良くなってくる。監督の実の娘とのことだが、12年の間にとても大きな経験をしたであろう表情が読み取れる。
母の強さと弱さを生かすエピソードがもっとほしかった。そしてイーサン・ホークが貫録あるチンピラであることの楽しさ!
ごく普通の家庭の親の役割、青春のけだるさ、迷いが、暖かいカメラワークで表現されているが、撮影期間がやや長すぎたのか、散漫な印象もある。
上映時間の長さは感じないものの、編集の難しさを痛感。残念。 2014年10月23日 東宝東和試写室にて。
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