[コメント] バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017/英=米)
ビリー・ジーン/ボビー、二人の強さ・弱さ・信念の描き方が上手い。監督のまなざしが作品全体を包みこみ、温かい気持ちになれる。これは性差ではなく、自分らしく生きるための戦いだったのだ。
マリリンとビリー・ジーンが恋に落ちる瞬間、夫ラリーがビリー・ジーンの変化に気づくシーン、ビリー・ジーンが自分の気持ちに戸惑うシーンなど、まるで自分がそこで目撃しているような演出に引き込まれる。
主役二人も、決してオーバーな演技をせず、カメラも静と動をうまく対比させた。
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