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[コメント] 僕たちは希望という名の列車に乗った(2018/独)

ナチ対ユダヤ人、平等と社会弾圧、マジョリティ対マイノリティ。ファシズムを根源としたこれらの問題は現代社会でも解決されておらず、歴史から学ぶことができない人間の愚かさがうかがえる。教育や教養がいかされない人間は、無知と他者への無関心が引き起こすのだと、日本をも憂う
jollyjoker

友達関係がキーとなる友情青春ストーリーと思いきや、家族や社会情勢が複雑に絡む社会派作品。若者の政治に対する姿勢は時代と環境によるのだろうが、自分の生き方や将来に大きく影響する重要なものであるという認識が緊張感をもっている。

差別・偏見・裏切りや保身など、うわべからはわからない個々の苦悩を、権力の乱用と並行して描いてゆく上手さに震えた。ファシズムと隣り合わせの恐ろしさに、自分はこの高校生らのように行動できるか懐疑的になってしまう。

(評価:★5)

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