[コメント] 駅馬車(1939/米)
ダラスの目に光る涙、暗闇に浮かぶ人影。馬車による移動だけでなく、要所要所での乗客やバックそれぞれの存在感が際立ち、どんどん盛り上がって面白くなってくる!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
すべてが過不足ないタイミングでカメラに収められ、馬車の乗客たちそれぞれのキャラが徐々に判明して行くのがよい。言葉で説明せずに、映像がぐいぐい引っ張ってゆく。 ダラスの眼差しがリンゴに向けられ、その視線で似た者同士の二人は理解しあう。酔いどれドクターのいざという時の頼りがい。バックの上ずった声と行動。極めつけは怪しげな賭博師のクールな行く末。最後に馬車から馬に飛び移るシーンなど、シビレまくりだ。だから西部劇は面白いのだ。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (4 人) | [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。