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★4 | ある男(2021/日) | 多くの情報の中から「その人」を印象付けるものは何なのだろう。「その人」を形作るものは何なのだろう。出自という情報(重荷)を知らなかったとしたら・・・。鏡、或いはガラスに映りこんだ自分とその奥に潜む正体の知れない自分。
平野啓一郎らしい社会への啓発に満ちた主題をまっすぐにとらえた大胆な編集(時間の流れやシーンの変換)も好感が持てた。
[review] | けにろん, シーチキン, ぽんしゅう | [投票(3)] |
★3 | チャンス(1979/米) | 『群衆』にも通じるテーマなのだろうが、セラーズがクサイ。今で言うと発達障害ともとれるキャラクターをどう認めていくか、どう対応するか再考させられる。 | けにろん | [投票(1)] |
★3 | ダラスの熱い日(1973/米) | 赤狩りで干されたトランボの復讐心も含めて、さもありなんといった筆致はさすが。ただ今一つ盛り上がりに欠けるのは、淡々と進み過ぎる編集と膨大に流されてきた情報と映像を知り過ぎている観客側の問題なのかもしれない。 | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★3 | アンビュランス(2022/米) | うわぁ、ドローン大放出〜とマイケル・ベイお得意のドッカーン、ガチャーン、ドドドドドドドドド! [review] | けにろん | [投票(1)] |
★4 | アフター・ヤン(2021/米) | オリジナルはAlexander Weinsteinの短編「Saying Goodbye to Yang」。こちらは修復不可能になったヤンを埋葬して別れを告げるという結末で、偏見や命についてを主題にしていたが、本作はヤンの記憶を覗くことで人とロボットとの関係性や生き方を表現している。 [review] | けにろん, ぽんしゅう, ゑぎ | [投票(3)] |
★4 | リコリス・ピザ(2021/米) | PTAの描く世の中の不条理と、一風変わった連中の日常を切り取ってはいるが、自信家のゲイリーと人生にくすぶっているアラナが、正統派青春恋物語をグイグイひっぱっていく。 [review] | ぽんしゅう, 緑雨, ペンクロフ, けにろんほか5 名 | [投票(5)] |
★3 | フィラデルフィア物語(1940/米) | オープニングのケイリー・グラント とキャサリン・ヘプバーン の別離のシーンで面白くなりそうな予感がするも、その後はグラント の意気地のなさと家族のダラダラが続き、一気に面白み半減。 [review] | モノリス砥石, 水那岐 | [投票(2)] |
★3 | シャレード(1963/米) | ファッションには注目だが、好みの問題だがヘプバーンのカマトトぶりがイヤ。むしろ、ウォルター・マッソー、ジョージ・ケネディ、ジェームズ・コバーンの田舎芝居的な面白さが引き立つ。 | 緑雨, けにろん | [投票(2)] |
★3 | 現金に手を出すな(1954/仏=伊) | ジジイのやくざ映画なのになんでこんなにカッコイイんだ! [review] | ゑぎ | [投票(1)] |
★4 | 地下室のメロディー(1963/仏=伊) | 予定調和のチンピラ映画と思いき、やラストのドキドキをジリジリしながら見るための2時間! [review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★3 | 荒野のガンマン(1961/米) | 登場人物たちの事情はわかった。しかしその心情が描き切れていない。ブライアン・キースが固すぎるんだよなぁ。 | ぽんしゅう | [投票(1)] |
★4 | 英雄の証明(2021/イラン=仏) | ファルハディは子どもの使い方が上手いと、本作でも改めて感じた。それは、 [review] | ゑぎ, けにろん, ぽんしゅう, プロキオン14ほか6 名 | [投票(6)] |
★3 | 特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021/デンマーク) | 原作未読ではあるが、本映画シリーズに愛着を持つファンはがっかりしているのではないか。 [review] | 死ぬまでシネマ | [投票(1)] |
★4 | コーダ あいのうた(2021/米=仏=カナダ) | 2014年のフランス映画『エール!』をリメイクした本作は、オリジナルを超えた! [review] | けにろん, おーい粗茶, ゑぎ, シーチキン | [投票(4)] |
★3 | 三度目の殺人(2017/日) | 是枝裕和の取り上げる題材も見せ方も非常に興味をそそる。たが、彼はいつも自分の意見を言わない。正解はないとしても、自分の考えはもっと述べてもいいんじゃないかと、毎度思う。 [review] | ジェリー, 緑雨, pinkmoon, 死ぬまでシネマほか6 名 | [投票(6)] |
★3 | マルタの鷹(1941/米) | ハンフリー・ボガートの声が好きではない。ダミ声でもなく平べったくもないのだが、なんか軽いオトコに感じられるから。残念すぎる。 [review] | モノリス砥石, 青山実花 | [投票(2)] |
★5 | 駅馬車(1939/米) | ダラスの目に光る涙、暗闇に浮かぶ人影。馬車による移動だけでなく、要所要所での乗客やバックそれぞれの存在感が際立ち、どんどん盛り上がって面白くなってくる! [review] | ジェリー, 3819695, 緑雨, ぽんしゅう | [投票(4)] |
★3 | 家族(1970/日) | 時折挿入される思い出シーンで秀逸な潮干狩りでの舅と嫁の会話。他人が家族として暮らして行く難しさと愛しさにうたれるのは、お互いをさらけ出しながらも遠慮と信頼があるからだ。 [review] | ぽんしゅう, けにろん | [投票(2)] |
★4 | ウェンディ&ルーシー(2008/米) | 詳細が描かれていなくても、通りすがりの町でありふれた人がありふれた時を過ごす。たった数日の出来事にドラマを見出して葛藤を探り出すケリー・ライヒャルト(ケリー・ライカートが正式表記?)の演出は見事。 [review] | ゑぎ, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★4 | 林檎とポラロイド(2020/ギリシャ=ポーランド=スロベニア) | 結局、人の悲しみは、人との関係によってしか癒されないのかもしれない。 [review] | ぽんしゅう | [投票(1)] |