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★4 | ROMA/ローマ(2018/メキシコ=米) | クレオの視点、大人の視点、そして子どもの視点で展開するのだが、それぞれを観客が良い意味で傍観者として見ることで、逆に、作品と同化できるのではないか。海辺のシーンから帰宅するまでのための映画。これを伝えたかったキュアロンの贖い。モノクロの単調なカメラ位置がそれを引き立てる。
| けにろん, まー | [投票(2)] |
★3 | アトミック・ブロンド(2017/米) | 女007よりクールで強いシャーリーズ・セロンにしびれまくる。続編もあるようなので、007でQの役回りと同等のメルケルビル・スカルスガルドや、時計屋のティル・シュヴァイガーに注目したい。 | DSCH | [投票(1)] |
★4 | ゼロ・グラビティ(2013/米) | 登場人物ほとんど二人の映画で、声だけ出演のエド・ハリス、贅沢この上ない。
映像はキレイ、息遣いゼイゼイで臨場感あり、宇宙ってすげぇな、そんだけ。レディースデー1000円なら許すレベルでした。 | ロープブレーク | [投票(1)] |
★4 | ファースト・マン(2019/米) | 狭い宇宙船に閉じ込められている閉そく感を、激しく揺れる画面と音響で最大限表現した映像は、かつてない臨場感で迫ってくる。命をかけるという恐怖をこれほど感じた作品はない。月面着陸という前代未聞の偉業を成し遂げた男の内面を支えたものは何だったのか、強さと切なさを併せ持った男の内面をさぐる。 [review] | Orpheus, ナム太郎, おーい粗茶, けにろんほか5 名 | [投票(5)] |
★3 | アリー/スター誕生(2018/米) | オープニングのジャックブラッドリー・クーパーのライブシーンは圧巻!光の取り入れ方、ジャックを負うカメラ、音と映像・観客の融合は、ライブならではの扱い。但しシナリオが弱い。酒で持ち崩すジャックの内面が弱いのだ。 [review] | 3819695, ぽんしゅう, けにろん | [投票(3)] |
★4 | マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米) | 殻に閉じこもるだけではやはり前には進めない。否が応でも他人となんらかのかかわりをもつことで見えてくるものがあるのだ。窓から眺める景色は辛い思い出だが、その先の海は広がりを見せ、サメがいようとも、人生の舵を取っていれば進んでいけるのだ。エンジンは新しいのだ。 [review] | 緑雨, けにろん, 週一本, セントほか5 名 | [投票(5)] |
★4 | 蜘蛛の巣を払う女(2018/英=独=スウェーデン=カナダ=米) | ノオミ・ラパス:マジメすぎるきらいがあるが屈折観はかなりのもの、気性の激しさは一番か。
ルーニー・マーラ:クールでありながら女ゴコロがちらちらのぞくところが魅力。
クレア・フォイ:幼少期のトラウマを上手く演じ、弱さを垣間見せるところも。
三人のリスベットそれぞれの良さが楽しめるこのシリーズは飽きさせない。ただ今回のミカエルスベリル・グドナソンは優しすぎた。
| セント | [投票(1)] |
★5 | サウルの息子(2015/ハンガリー) | 淡々と「仕事」に向き合うサウルが息子と対峙してから、目つきが変わる。その強い意志と緊張感にわたしもひっぱられる。息苦しい。ただただ気圧されて息苦しい。 [review] | ロープブレーク | [投票(1)] |
★4 | ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米) | 単なるロッカーのバイオグラフィーというにはあまりある再現性と音源に涙目。但しロジャーはもっと可愛かったし、メアリーの人物描写は弱い。 | 薪, サイモン64 | [投票(2)] |
★4 | カメラを止めるな!(2017/日) | 映画が、映画作りが、好きで好きでたまらない人が、自分の記録として作りたかったんだろうな。アイディアと脚本の勝利!funnyでamusingでinteresting。ただ、手品のタネ明かしされたら途端に冷める、そんな感じ。 [review] | 寒山拾得, ぽんしゅう | [投票(2)] |
★3 | 家族はつらいよ(2016/日) | そういうことか、これ、シリーズ化するんでこの流れにしたのか、見え見えだよ松竹。結構笑ったけどな。夏川結衣はいい! [review] | ロープブレーク, tredair, けにろん | [投票(3)] |
★4 | 判決、ふたつの希望(2017/レバノン=仏) | 感動した、とか、良い映画、という感想はじっれたいだけだ。これは、考えなければいけない、考えて自ら実践しなければならない作品です。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★4 | 女と男の観覧車(2017/米) | 「女」でいたい、満たされ願望の強い中年の弛緩したカラダをあらわにしたジニーケイト・ウィンスレットのヒステリックさがお見事。赤・ブルー・オレンジなどのライティングを上手く使い分けたワンショットも好感度高し。 [review] | ゑぎ, 3819695 | [投票(2)] |
★3 | 焼肉ドラゴン(2018/日) | 在日コリアンがなぜ韓国に帰らない/帰れないのかというくだりは、寒山さんがおっしゃる通り。しかし「在日問題」以前にシンプルな家族モノとしては、それぞれのエピソード不足で泥臭いドタバタ劇止まり。 | 寒山拾得 | [投票(1)] |
★3 | ゲティ家の身代金(2017/米) | 『甘い生活』を彷彿させるオープニングシーンが素晴らしく、犯人グループのチンクアンタロマン・デュリスが好演。一方、元CIAのチェイスマーク・ウォールバーグがデキる男とは思えないキャスティングであるばかりか、チェイスの存在が生かされない脚本に肩透かし。クリストファー・プラマーは品があり過ぎてケチぶりもいやらしくないので物足りない。 [review] | けにろん | [投票(1)] |
★2 | インサイド・マン(2006/米) | きっと面白くなるんだろうと思いながら最後まで見て、がっかりするパターン。しかも一回見ただけじゃ分からない箇所が多くて頭使っちゃった。クライヴ・オーウェンが日本でイマイチ人気がないのが残念。 [review] | KEI | [投票(1)] |
★4 | ゲット・アウト(2017/米) | ホラーという分類もされていたのでビビッて見たが、血なまぐさいホラーとは違った恐怖感と、こう来たか!?という斬新なプロットにグワシっと引き込まれた。
[review] | クワドラAS | [投票(1)] |
★4 | トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015/米) | 今(2016年)だからこそ日本人にも見てほしい。気に入らない対象は徹底的に排除することがタダシイような風潮に疑問を投げかける作品だからだ。家族を思い、仲間を思い、「思想」ではなく「生き方」を貫いたトランボは、映画の裏方として輝くべき存在だ。そして、善き生き方を貫く人の作品は、素晴らしいのだ。 [review] | エイト, 寒山拾得, ぽんしゅう | [投票(3)] |
★3 | 雪の轍(2014/トルコ=仏=独) | 雪が解けたら閉ざされた心も緩むのだろうか。生き生きとした会話劇はヒリヒリと傷口を広げるように効いてくる。だが・・・。 [review] | 寒山拾得, 水那岐, けにろん | [投票(3)] |
★3 | シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米) | 水のように型にはまらず柔軟な心が愛を育てる、てな作品でしょうか。抑えたグリーンの色彩や冷戦時代の雰囲気などのプロダクションデザインが良いし、サリー・ホーキンス・マイケル・シャノンの目が強烈。ストーリーは残念ながら普通のロマンス。
[review] | ゑぎ, カルヤ, 水那岐 | [投票(3)] |