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jollyjokerさんのお気に入りコメント(10/65)

忘れられた人々(1950/メキシコ)★4 私は、ブニュエル氏の「好奇の目」にとても興味がある。 [review] (くたー)[投票(7)]
香川1区(2021/日)★4 極限の重圧の中に現出する、おっさんたちの青春映画 [review] (ペンクロフ)[投票(4)]
クライ・マッチョ(2021/米)★3 軽快なギターにのせて、昇る朝日を背景に車と並走する空撮(イーストウッド印)から始まる冒頭の“通勤”シーンのカティングがカッコいい。ここで私はもう釘づけ。老残のカウボーイがキャリアという無形の機智で人生の借りを返し収まるべきところに納まる幸せな小品。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
クライ・マッチョ(2021/米)★4 彼が監督のみに徹した近作には失望することも多かったが、矢張り『運び屋』同様、出演した監督作にハズレはないのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]
オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013/英=米)★3 BMWを運転するトム・ハーディと、車中の機器(カーナビ画面等)やハイウェイの情景の撮影・編集だけでよく緊張感を維持している。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
香川1区(2021/日)★4 スーツ姿の“集められた男たち”はみな手持ち無沙汰で、遠巻きに候補者を取り巻き演説が終わるのを無表情に待つ。方や、普段着姿で三々五々“集まった老若男女”の表情はどこかで柔和で、候補者にうながされればマイクを手にして発言すらする。なんと好対照なこと。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
なぜ君は総理大臣になれないのか(2020/日)★4 失礼だが面白い! もう一度観てもいい位。そして、なぜ君は総理大臣になれないのか。☆4.4点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間(2015/米)★4 マイルス・デイヴィスを主人公にし、伝記モノかと思わせておいて、犯罪映画というかギャング映画、つまり純粋な活劇に仕上げている。しかも、彼を狂言回しにして犯罪の世界を映すのではなく、全き当事者、ギャングの一人として扱っているのだから、いい度量だ。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米)★4 まず、やっぱりタランティーノにはこれぐらいオモロイ映画をどんどん作って欲しい、というのが第一の感想だ。これってマカロニウエスタンというよりは、完全にスプーフウエスタンですね。そういう意味で良い出来だと思う。 [review] (ゑぎ)[投票(11)]
特捜部Q Pからのメッセージ(2016/デンマーク)★3 デンマークのミステリー、特捜部Qシリーズの映画化第三弾。本作も全編ハラハラドキドキ、良く見せる。監禁の怖さは一作目『檻の中の女』に及ばないし、犯人あるいは事件の変態性は二作目『キジ殺し』の方が断然楽しかったと思うのだが、 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
特捜部Q カルテ番号64(2018/デンマーク=独)★3 水面のカット。シナトラが流れるオープニング。水と液体は本作でもキーとなる道具立てだ。冒頭は1961年。浜辺での男女の逢引きシーンで始まる。ヒロインのニーデは、天地逆さまのカットで走って来る、という印象的な登場カットが与えられている。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
スモーク(1995/日=米)★3 ハーヴェイ・カイテルが、毎日、店(煙草屋)の前の定点から写真撮影をしてアルバムを作っている。店を閉めた後にやってきた客・ウィリアム・ハートにアルバムを見せる。休暇も取れないと云う。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
少年と自転車(2011/ベルギー=仏=伊)★3 本作の主人公シリルは、全編、上半身は赤いモノ(ジャンパーやシャツ)を着ている。『イゴールの約束』などのジェレミー・レニエ(本作ではシリルの父親役)も、赤いジャンパーを着ていたが、本作はさらに徹底しているように思う。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
ジョゼと虎と魚たち(2003/日)★5 「目的地まであと140km」 [review] (pinkmoon)[投票(3)]
友だちのうちはどこ?(1987/イラン)★4 子供は社会にとって“未来”そのもの。大人は子供に何を、どう託すのかということ。友だちのために迷いさまよう心優しき少年が、唯一大人からもらったものは一輪の花。無造作に道端の花を摘んで少年に託したのは“今”を嘆きつつも“過去”を誇りに生きる老職人。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
ザ・シューター 極大射程(2007/米=カナダ)★3 エンディングに向かう話の運びは、いくらなんでもメチャクチャ過ぎるとは思いますが、そんなことは気にしない、というスタンスで行こう。(多分、本当にメチャクチャな国なのだ)。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
すばらしき世界(2021/日)★3 今回の西川美和作品はずいぶんと優しい。私は監督の一筋縄ではいかない意地悪さが好きだったのでちょと拍子抜け。役所広司さんのお芝居が魅力的なので2時間あきずに楽しめましたが、この三上という男、なんのことはないハード仕様の車寅次郎ですね。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
風が吹くまま(1999/仏=イラン)★4 都会から来た男は一方的に話し、訊ね、要求し、村人はそのほとんどすべてを柔和に受け入れる。そして男は死者が眠る丘からしか外界と交信できない。風に波打うつ黄金色の麦の丘。虫の声はなりやまず、質素な白壁に原色のドアや窓が美しい家。やはりここは異界か。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
フルメタル・ジャケット(1987/米=英)★4 特定の悪役を設定したり(当時の)政策の誤りを追求したりと、責任の擦り付け合いに忙しい同系作品に比べれば、アメリカの歴史・教育・文化・国民性を徹底的にコキ下した本作(の前半部分)を見ながら過ごす時間の方が圧倒的に有意義だ。面白いしね。 (町田)[投票(11)]
フルメタル・ジャケット(1987/米=英)★4 パリス・アイランドでのビンセント・ドノフリオ絡みのちぐはぐなナイト・シーン以外はとっても好き。キューブリックの「冷え冷えとした非情さ」をこよなく愛する者としては、この映画も『アイズ・ワイド・シャット』同様、大満足の出来映えです。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]