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濡れ鼠さんのコメント: 投票数順

★5スプリット(2016/米)I WANT TO BELIEVE [review][投票(1)]
★3愛の新世界(1994/日)劇団員パートはすっごくつまんないから、女王様が映らないシーンは全部カットして、5分ぐらいにまとめてくれてもいいよ。 [review][投票(1)]
★2黒く濁る村(2010/韓国)位置関係に心理的奥行/緊張が伴わないのは、遠近法のまずさだけが原因でないようだ。虫の目で見るような表情のクローズアップは演出家の思惑に反して平板な芝居の閉塞感を募らせるばかり。真相解明の呼び水が台詞に偏っているので寸一寸と話運びが停滞する[投票(1)]
★4荒野に生きる(1971/米)ヒューグラスの脱神話化。悩める父を演じて人間味は増したが伝説の西部人のアウラが剥ぎ落とされた。<明白なる使命>の権化のような口吻で捲し立てるJ・ヒューストンが最後の最後でほろりと見せる安堵と羞恥の綯い交ざった笑顔が意想外の清々しさを残す7/10[投票(1)]
★4狂った一頁(1926/日)どうも、回復を拒む病人ないし彼女を檻の中から連れ出そうとする男の脳内風景だけには還元できない何ものかがありそうだ。『内なる傷痕』を半世紀先取りしていたのか。 [review][投票(1)]
★4真珠の頸飾(1936/米)変化球の効いたスクリューボールはルビッチのものだが、心惹かれ合う男女の親密なカットは紛れもなくボーゼイギのもの。『モロッコ』の主演二人の口元から滲み出る含み笑いが知らず知らずのうちにこちらにも伝染する。 [review][投票(1)]
★5イノセント(1975/伊)この狂信的にも思える男女の意地の張り合いが、不意に峻厳たる『ガートルード』の孤高のプロフィールにリンクして、西欧の無神論の成れの果てが隙間見えた。 [review][投票(1)]
★2レイクサイドマーダーケース(2004/日)東野圭吾らしいトリックは嫌いではないけど、饒舌なラストが台無しにしてしまっているような気がする。鈍臭い教育制度批判とこれ見よがしなフォーマリズムのバランスの悪さが気持ち悪くて。[投票(1)]
★3マニアック(2012/仏=米)美女の串刺しについて一家言なければ今更POVスラッシャーの更新なんて考えない? ダークネットに出回るキ印の投稿動画の感触をお手本にしたようなディテールの豊贍に期待が高まるものの、妙なメロドラマに拘泥して馬脚を露わす。 幻覚モチーフの変奏はその種のプロファイルリングを斜め読みした形跡が。最後にはオルペウスの死のパロディまで出てくる。[投票]
★4見えない恐怖(1971/英)独自の生命をもって衛星都市の目抜き通りを横行闊歩し始めるカウボーイブーツの星マーク。平凡な消費文化のシンボルが日陰者の怨念を集めて悪尉と化すとき。本筋が単線的なぶん演出家の腕の見せ所が多い映画であるが、手放しで喝采できないのは、障害者をいたぶるのが自分の趣味じゃないから。戦慄が愉悦に直結しない。 [review][投票]
★4襲い狂う呪い(1965/英)これが北米公開時に『バンパイアの惑星』とダブルフィーチャーとか、SFホラーの童年時代をリアルタイムで知ることができなかった者にとっては妙にノスタルジックな気分を掻き立てる。今だったら『DAGON』の前座としてラヴクラフト・ナイトかな。そして寝酒に香山滋でも一杯ひっかけて秘境探検やるには遅く生まれ過ぎ、宇宙へ旅立つには早く生まれ過ぎた我が身の不憫を慰めつつ夢路を辿る [review][投票]
★4コップ・カー(2015/米)長い午後の幕間劇としてのスタンドバイミー2.0。ワンアイデアだからこそ閃く無限の可能性。トランク男の奇行、夢現の爆走などの小技が光るものの、全体的に少し実直過ぎた。子供目線に拘るなら、さらなるデフォルメ、戯画化を恐れないファンタジーも歓迎7/10[投票]
★5大恋愛(1969/仏)常にフレーム外、後続のシークエンスに素敵な驚きが待ち構えているびっくり箱のような映画。練達の曲芸のルーチンと見紛う流麗な身のこなしと阿吽の掛け合いの連続に、生まれて初めてサーカスのテントの薄闇に身を紛らわせた時の高揚を覚えた 9/10[投票]
★4デビルズ・キャンディー(2015/米)フライングV愛が迸るサタンメタル(MOVIE)。テキサスの片田舎でシャイ二ングと思いきや、捲土重来のサバイバルホラーへ。あまりひねりのない展開だが、肝の部分を見せないミザンセーヌが宙吊り状態の不穏を幾何級数的に倍加 [review][投票]
★3インシデント(2000/米)セックスパーティー大虐殺の遊び心溢れる演出が全編に行き渡っておれば良かった。『スクリーム』の亜流に湿っぽい因縁話はいらない。公序良俗に対するシニカルな揶揄がちりばめられた座興は悪くない。特に故人を弔うためのホームルームのボケと突っ込み[投票]
★5山師トマ(1965/仏)コクトーとフランジュ。まさに夢のようなコラボ。戦火の町が廃墟然として明るい炎に包まれる情景。悲しみの道化師トマが屍の山を前にして案山子のように立ち尽くす様。巡業サーカスの女団長の奇矯さと妖艶さで会う人々を蠱惑するド・ボルム夫人。全てが愛おしい。[投票]
★4恐怖の牝獣(1964/英)回転』の撮影監督がメガホンを取ることにより舞台がロンドン近郊に移り、本家の意地を見せるのに格好なお膳立てが整った。手垢のついた幽霊談で始まったものが、気がつけば観客も劇中人物と同様に暗中に放り出されて、もう何が真実なのかわからなくなる [review][投票]
★3ノクトラマ 夜行少年たち(2016/仏)ポスト11・13の社会不安が国内作家の創作にどう反映されるかとの一点で興味があったのだが。若者たちの動向はどうしてもサンドニの立て籠もり事件を想起させてしまう。しかし蓋を開けてみると『エレファント』の気の抜けたパスティーシュでしかなかった[投票]
★3未来よ こんにちは(2016/仏=独)カルチエラタンで何の経済的不安もなく恋に政治に芸術にと気随気儘な学芸ライフ。パリに飽きたら山に籠って楽しい仲間達とチーズ作りに執筆三昧。自我理想のフィルターに濾過された毒にも薬にもならないテロル時代の人間喜劇。そして人生は続くラララ・・and?[投票]
★5ジェラシー(2013/仏)最良のロメールやホンサンスにも遜色のないボヘミアン風恋愛コメディ(!)の傑作。常により多くの光と見晴らしを求めてモノクロの街頭を渉猟する夜蛾のあえかな玲瓏。アンジュ・ガルディアンとしての愛娘の存在が効いている。神の視点ならぬ天使の視点9/10[投票]