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袋のうさぎさんのお気に入りコメント(17/23)

北北西に進路を取れ(1959/米)★5 これだけ面白ければもう何も文句はありません。ヒッチコックの欲望が剥き出しの映画。 [review] (3819695)[投票(7)]
回路(2001/日)★4 黒沢清の世界観。 [review] (3819695)[投票(3)]
DOG STAR MAN(1961/米)★4 映画を「視る」ことを欲する者、映画について思考を巡らせたい者にとってはいまだにいくばくかの価値を持った作品だろう。 [review] (3819695)[投票(1)]
DOG STAR MAN(1961/米)★5 記憶の断片とも、残像とも、残骸ともいえるなんともいえない作品。40年も前に制作されたものだなんてとても信じられない。今観ても色褪せてないし、むしろモダン的。気付けば、この閃光のように瞬く映像群が自分とシンクロし涙が流れてた。なんとも評価しづらい作品。 (デンドロカカリヤ)[投票(1)]
過去を逃れて(1947/米)★5 都市の情景や屋内の陰影もすばらしいが、特筆すべきは木々や水辺のイメージの豊かさ。私にはそれだけでじゅうぶんです。 [review] (3819695)[投票(1)]
タレンタイム〜優しい歌(2009/マレーシア)★5 「現実とは違う、あくまでも理想郷だ」とわかってはいます・・・・ [review] (TM(H19.1加入))[投票(1)]
テイク・シェルター(2011/米)★4 ジェフ・ニコルズの『生きものの記録』。シェルター増設に伴う作業や金策を詳らかに描く脚本・演出が正しく、「粘性を帯びた黄色い雨」といった凶兆の細部選択も冴えている。「狂気の遺伝への怯え」も(たとえば文学者の伝記では馴染み深いが)映画の作中人物においては迫り甲斐のある珍かな心理成分だ。 (3819695)[投票(1)]
黒衣の刺客(2015/台湾)★4 全篇に亘る花鳥風月の大胆かつ細やかな視聴覚的定位が映画の基底を形作り、美術・装飾・照明の一糸乱れぬ独創的連携が他に類を見ない屋内空間を描く。この完璧主義演出の貫徹は、しかしホウ・シャオシェンの映画から愛嬌を奪い去った。技術の極致と讃えるべき作だが、私はこれを映画の魔法とは呼ばない。 (3819695)[投票(3)]
ザ・キープ(1983/米)★3 こりゃすんごい珍作。出来はそんな悪くない、きちんと持続しているのだが・・・色んな意味で絶句。メロドラマに西部劇、それにホラー・ファンタジー要素も取り込んでおり、更にその上笑っちまうぐらいヘボい視覚効果が目くらましになって、わけのわからない怪作に仕上がっている。 [review] (赤い戦車)[投票(1)]
黒衣の刺客(2015/台湾)★5 ここにきて侯孝賢はまだ進化する。半透明の布が何層も折り重なった奥の方で黒い影が動き、それが手前に見えるまでの持続。蝋燭の炎が揺れ動き、眼が慣れるにつれて微かに漂う煙も見えてくる。光の推移、大気の動きの定着。一方で、鳥の群れの動きや移動ショットなど「もっと観ていたい」と思わせる快楽的な画面を躊躇うことなく寸断する編集の潔さも併せ持つ。 [review] (赤い戦車)[投票(2)]
人情紙風船(1937/日)★5 シンザ・・・・悪くてイナセで魅力的な男・・・(ぽ) [review] (ボイス母)[投票(6)]
ゴスフォード・パーク(2001/英=米=独=伊)★4 ミステリーへの華麗な招待状。アナタもこの週末、貴族のカントリーハウスでキジ狩りを楽しみながら、→ [review] (ボイス母)[投票(2)]
上海特急(1932/米)★4 ヤサグレ女の純情 [review] (ボイス母)[投票(2)]
イレイザーヘッド(1977/米)★4 「ハイスクールも卒業してないのに、子供が出来ちゃって、どうしたらいいの?」という気持ちを抽象画にして描いてみました。 [review] (ボイス母)[投票(1)]
アメリカン・サイコ(2000/米)★3 前半のアメリカン・ヤンエグ冷笑カタログ的シーンの連続に爆笑させられる。きっと14年前の電○総研の人なら熱心にメモるね! [review] (ボイス母)[投票(7)]
トーク・トゥ・ハー(2002/スペイン)★2 ある種のマニアの方にはタマンナイシチュエーション!西班牙植物人形狂詩曲(スペイン・プランツドール・ラプソディー) [review] (ボイス母)[投票(1)]
秘密(1999/日)★1 オッサンの妄想にワシは萎え萎え・・・・ [review] (ボイス母)[投票(20)]
花とアリス(2004/日)★1 キモイキモイキモイキモイ!脳内少女の媚態も失神男(嶽本野ばらをブサイクにした感じ)も首が短い雌ゴリラ(杏)を貶めて蒼井優ちゃんを持ち上げるその手法も。その全てが唾棄すべき映画。 [review] (ボイス母)[投票(9)]
バンコクナイツ(2016/日=仏=タイ)★5 金銭に救いの意思を託すしか術が思いつかない“良性上から目線男”の優しさなど意に介さす、地に足つけた夜のキャリアウーマンは、たるみきった果実をせっせと搾り続ける。この恋愛ごっこに悪意は微塵もない。もはや歴史に根ざした草の根“日泰”経済援助活動。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
未来よ こんにちは(2016/仏=独)★5 ごく単純な事実の指摘に過ぎないが、全篇にわたってイザベル・ユペールは忙しなく動き続ける。彼女にはおとなしく映画を鑑賞することすら許されない(『トスカーナの贋作』!)。少数の例外に留まる「佇む」「座る」「横たわる」も(楽譜における休符のように)「動く」の一形態として演じられるだろう。 [review] (3819695)[投票(3)]