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[コメント] セブン(1995/米)

本作は○○○エンドではありません。
Ikkyū

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







本作はバッドエンドではありません。

”The world is a fine place and worth fighting for.”

I agree with the second part.

世界は最高の場所で、戦うに値する場所である。後半には賛成だ。

ミルズに影響されて変化したサマセットの心境です。 撃ってはいけないと思うミルズと 妻の無念を晴らすために撃ちたいミルズです。

なぜ変化したか。 彼の葛藤する姿勢に良心を汲み取ったからです。

大切な点は撃ったことを肯定も否定もしていないことです。 それは世界に対しても同様です。

世界に価値があるとは認めていません。 しかしこの世界に生きることが清濁併せもつ性格であると諦めた上で、 低きに流れることに抗う意志に価値を見出しました。

だから本作はバッドエンドではありません。 苦い希望が残るトゥルーエンドです。

◎タイトルシークエンス

◎脚本

◎名場面(ミルズの葛藤)

(評価:★5)

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