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[コメント] Dolls(2002/日)

「運命の人」とは何でしょうか。
Sōjun

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「運命の人」とは何でしょうか。 運命に操られたかのように男女の仲が転がっていく時があります しかし運命の糸を引いているのは自分です。 自ら望んで「人形」になっています。

お釈迦さんは「異性が気になってしょうがないのですが。」という弟子の相談に対し、 「目に入れないようにしなさい。」と応えました。 反って気になってしまうかもしれませんが 連絡手段を絶つ、接触を避けるのも一つの手です。

「人形」になりたくなければ、糸を引く機会を作らないことです。 もしくは、糸を引いても「人間」のままでいることです。 ただし後者は大変難しいものです。

いっそのこと、思い切って「人形」である事を楽しむ、という方法があります。 上手くいけば、毒が薬になるかもしれません。

むしろ人間は経験しなければわからないのが大概ですから これが一番近道だと思います。 しかし対価が大きければ失うものも大きいでしょう。

リスクとリターンの関係はなかなか公正です。

* 小書き

上の文章に違和感があるのは運命の使い方を誤っているからです。 運命とは結果に対して用いるものであり そこに至る過程に人間が介入することはできません。 自分の願望を運命に組み込んでいるから「運命が歪む」のです。

*運命を題材にした作品として『空の境界』(2007-2013)はオススメです。

(評価:★4)

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