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カプリコーンさんのお気に入りコメント(1/2)

万引き家族(2018/日)★4 時折、目にする不可解というか「えっ、どういうこと?」というニュースの現実とはどういうものか、想像力を働かせて考えてみたことがありますか、と是枝監督から問いかけられたような気がする。 [review] (シーチキン)[投票(4)]
崖の上のポニョ(2008/日)★5 最低レベルを突き抜けてしまった、“最強”作品。これ完璧に狂ってる。 [review] (甘崎庵)[投票(21)]
アウトレイジ ビヨンド(2012/日)★4 一度終わった男(ビートたけし)が漂わせる深い無常感。口では出世のためと言いながら、先天的に安定を嫌う男(小日向文世)の躁的執着心。ヤクザの抗争話に拮抗する強度を持った、この二つの尋常ならざる心のありようが、実は一番恐ろしいということ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(8)]
エル ELLE(2016/仏)★3 まさに「女王様」と呼ぶにふさわしいイザベル・ユペールの妖しい魅力を存分に堪能できる。 [review] (シーチキン)[投票(3)]
乱(1985/日)★4 まず最初に書かなければならないのは「これは原田美枝子の映画だ」ということだ。決して仲代達矢の映画ではなく原田美枝子の映画として忘れられないだろう。黒澤時代劇の中では『蜘蛛巣城』の山田五十鈴と並ぶ悪女役だ。 [review] (ゑぎ)[投票(10)]
君の名は。(2016/日)★3 思考を停止させるリズミカルなカッティング、神木隆之介上白石萌音の清々しい声音の掛け合い、さらに実物よりもリアルで美しい背景画、そして呪文のように韻をふむRADWIMPSの楽曲で、話しの辻褄の合わなさはウヤムヤにされ、ひたすら心地よさだけが残る。 [review] (ぽんしゅう)[投票(15)]
Undo(1994/日)★4 従兄弟の奴に言わせると、豊川悦司の縛りはなってないらしい。また別の「縛られ上手」の従兄弟は「縛り下手」の女王様に出会うと幻滅すると嘆いていた。 [review] (sawa:38)[投票(6)]
マクベス(1971/米)★5 シェイクスピアとの微妙なバランスをとりながら所々ポランスキーが自己主張出来る題材。原作と監督との相性のよさを感じる。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(2)]
王妃マルゴ(1994/仏)★3 イザベル・アジャーニが美しい。不快なシーンが逆にリアル感を生み出している。 (buzz)[投票(2)]
飢餓海峡(1965/日)★4 左幸子なかりせば存外平凡な倒叙殺人劇だろう。脇役に過ぎない彼女の背中を一時間追いかける破格の構成こそが素晴らしい。 [review] (寒山拾得)[投票(3)]
クーリンチェ少年殺人事件(1991/台湾)★4 長い。辛い。しかし決して忘れられない。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
刺青(1966/日)★5 若尾文子増村保造もまた撮影現場で殺し合いのようにぶつかり合っていたのだろう。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
キャメロット・ガーデンの少女(1997/米)★5 無意識の悪意。穢れない残虐性。グロテスクな妄想。「女」って、少女時代が最も「女」なのかも知れない。 [review] (づん)[投票(3)]
ジョー、満月の島へ行く(1990/米)★3 冒頭のシーンから奇妙な味わい。決して大作ではないが、しゃれてます。 (ジェリー)[投票(1)]
暗殺の森(1970/伊=仏=独)★4 すべての構図が、緊張感のあるグラフィックデザインのよう。つまり、どこにも息がつけない。窒息しそうな完全な構図、緻密に計算された光と影。でも、最後のシーン、構図が、ルーズになるんだよね。彼が自分は自分だと受け入れる時に、世界はくつろぐ、ということ? (エピキュリアン)[投票(6)]
冒険者たち(1967/仏)★4 全編に漂う溢れんばかりの瑞々しさ。水葬シーンの美しさ。廃墟の儚さ。まさに青春映画の傑作。 [review] (赤い戦車)[投票(4)]
ルードウィヒ 神々の黄昏(1972/独=仏=伊)★3 その狂王がつくり、生活した、そのお城、広間、庭で、実際に撮影されてるわけですよね。とくにクジャクの池がある地下の部屋は、もうそのつくりが狂気そのもの。そこでは、もう現実も映画の撮影も、たぶん、区別できないような「ある極限」が起こったんだと思う。 (エピキュリアン)[投票(3)]
ベニスに死す(1971/伊)★5 美しさに酔えるばかりでなく、ワンシーンごとに様々な意味の解釈ができるので何度観ても楽しめる映画です。淀川先生が「ダイヤモンド」と言われたのも誉めすぎではありません。 [review] (ルッコラ)[投票(10)]
マネー・ショート 華麗なる大逆転(2015/米)★3 浮かれ気分が庶民の眼をくらまし、同調圧力がエリートの思考を止める。自国の破綻によって巨万の利益を得るという矛盾に「金融」の悪魔性が滲む。早口でまくしたてるような語り口と、不安定な画面が浮つき気分を醸し、人の業を白日の下にさらす笑えない喜劇。 [review] (ぽんしゅう)[投票(3)]
地獄の黙示録(1979/米)★5 「ジ・エンド」で始まり、オープニングタイトルで終わる映画。←深い考えなしに書いていたコメントの謎が特別完全版で明かされる(長いぞ→) [review] (ペペロンチーノ)[投票(62)]