苦悩するリーダー、明るく能天気な主人公、仲間と打ち解けない不良（今回はストリートダンサー）、デブ、オタク、そして高圧的な指導者。 『ウォーターボーイズ』＋『女王の教室』と思えば間違いないです。

ストーリー的には苦悩するリーダー（中条あやみ）が主人公のほうがよかったのでは？ ケガとかメンバー落ちとか、チアの格好している母親（鈴木杏）の写真とか、ひかり（広瀬すず）にもそれなりの 挫折やバックグラウンドもあるのだが、基本、お気楽に入部してきて、もって生まれた華でおいしいところを持っていった イヤ〜な役だった気が。

旧式だけどベンツを乗り回し、自信過剰で高慢で、やたら豪華な家に住んでる天海祐希。「裏ではこんなに悩んで、努力してました」 って怒涛の種明かしコーナーも鼻白むばかりで意図不明瞭。天海祐希はこんな風に描かなきゃいけないのか？いけないんでしょうね。

驚きのない予定調和なストーリーに無理やり盛り込まれる中途半端なコメディ。 ２点と思ったけど、おそらく相当のトレーニングを積んだ出演者の引き締まった肉体に３点。