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[コメント] 女はみんな生きている(2001/仏)

母・妻・恋人・娘。どうやら、女と男の求める平和は違うらしい。
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







赤ちゃんに乾杯』以来久しぶりに観たコリーヌ・セロー作品。女性監督らしい女尊男卑作品と非難してもいいのだが、この人は一定の視点とコメディーセンスがあるので私は好きだ。

男から見れば騒動の源はいつも女。そして女から見れば人生を狂わせるのはいつも男。

母・妻・恋人・娘。男はいつもその姿を追い求めている(全て満たした女性にめぐり逢えないから浮気するのかもしれない)。それをコリーヌ・セローは嘲笑する。

「私達は、母であり、妻であり、恋人であり、娘である。だが、それ以前に女なのだ」と。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (6 人)chokobo[*] tredair[*] sawa:38[*] moot はっぴぃ・まにあ[*] プロキオン14[*]

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