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[コメント] サンセット大通り(1950/米)

このラストシーンを真っ暗な映画館のスクリーンの中で観たら、と想像しただけで鳥肌が立つ。
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







既に何人かも書かれている「キャリア」について、誰も明言してないから勝手に総括しちゃう。

グロリア・スワンソン自身、無声映画時代の大女優。

そして彼女をスターダムに押し上げたのはセシル・B・デミル監督(本作では自身が自分の役で出演。どうやら『サムソンとデリラ』の撮影中らしい)。6本の作品があるとか。

そして元映画監督で執事役のエリッヒ・フォン・シュトロハイムは本当に映画監督。本当にD・W・グリフィスやデミルと並び称される巨匠。いや、正確には早過ぎた巨匠。なにしろ上映時間9時間とかいう映画ばっかり撮っててハリウッドからほされた人(だからシュトロハイムの「アクション!」の掛け声には泣けてくる)。

そのシュトロハイム監督でグロリア・スワンソン主演で撮った映画が1本だけあるのだが、完全主義シュトロハイムとわがままスワンソンが衝突して完成しなかった(正確には短縮版が存在するらしい)「Queen Kelly」とかいう映画が、なんとこの映画の中で上映される映画なのだ。

もうここまでいくと楽屋落ちとかいう次元ではなく、洒落てるんだかブラックなんだか・・・もうワイルダーったら、ってなもんである。

さらに言っちゃうと、ワイルダー晩年の作品『悲愁』ってのも過去の大女優復帰物なのだが、これまたパンドラの箱を開けちゃうのがウィリアム・ホールデンなんだな。

(評価:★5)

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