コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 絶対の愛(2006/韓国=日)

絶対的基地外映画。あるいは究極のバカップル映画。
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







2013年になって鑑賞。この映画の公開当時、あまりキム・ギドクを好きではなかったんだけど、今は大好き。 これは何か気に入った作品に出会ったというよりも、私の好みや受け止め方が変わったから。精神的に痛い話、見たことないものを見せてくれる映画、特異な設定で自然な感情の流れの描写、基本イッちゃった話が好き・・・という傾向が年齢とともに強まっている。振り返ってみればキム・ギドクは適役だったというわけ。 そしてこの映画は、そうした私の理想を全部満たしている。 ウヒャウヒャ言いながら楽しむ「ギドク劇場」。悲劇なんだけど度が過ぎてて笑っちゃう。

この映画、まるで抜身の刃物を振り回してるようなギラギラした印象がある。

ただねえ、あんまり語ることがないんだ。 なぜなら、登場人物が途方に暮れているのと同様、観てるこっちも途方に暮れるから。

(13.08.24 シネマート六本木にて鑑賞)

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。