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[コメント] 闘茶 tea fight(2008/日=台湾)

設定ばかり複雑で描いてる物語は凡庸。フリは小さくオチは大きく、の逆
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







最初の頃、闇市の描写あります。 その中で「最低でも10倍は儲けろ(字幕)」という台詞が出てきます。 そのあまりにもアバウトな台詞に「繊細さがないなあ。お茶の映画なのに。」と思ったのですが、続く「トウチャー!」大合唱で「ああ、これはもうダメだ。」と“面白がるモード”の糸が切れました。早々に。

設定の説明がやたら多いんですよ。 とにかくラストに向けた設定を一生懸命説明してくれるんですね。約100分の映画で85分くらいは設定の説明なんですよ。イメージですけど。 しかもそれが、あんまりストーリーに上手に組み込まれていない。

おまけにね、一生懸命説明したはずの設定を忘れちまいやがるんですよ。

「雄・雌混ぜ合わせて飲んだら龍になった」なんて設定、その後どこにも出てこないし、話題にも上らない。 最後の闘茶対決なんて、もうほとんど茶葉なんてどうでもいいんだもん。

せめてバカ映画にしようよ。

(評価:★1)

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