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[コメント] ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013/米)

ウディ・アレン出演のせいなのか無駄に持ち上げられてる気がする。そうたいした映画じゃない。
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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この設定だったら、例えばダブルブッキングしちゃったとか、亭主が帰って来ちゃったとか、もっといろいろ面白エピソードができるだろうよ。

おそらくこの映画の主眼は、宣伝コピーの言う「ジゴロ始めました」ということより、「一人の女性の解放」という古臭いテーマなんだろう。こんな古臭いテーマの映画を観たのは溝口の『祇園の姉妹』以来だぞ。

それはさておき、さすが役者監督だと思う部分はある。

結構なオバハンになったシャロン・ストーンが初めてジョン・タトゥーロに会う場面。距離をとってソファーの隅に座るんですね。 また、ジョニデの元カノ=ヴァネッサ・パラディがヒーリング施術士に扮したジョン・タトゥーロに肌を触れさせるシーン。肌に触れるという究極の接近(接触)から二人の関係が始まるんですね。 こうした“距離感”で人間関係を考えられるのは役者の経験じゃないかと思う。ま、うまく演出できてるかどうかは別として。

ところが、これらの人物の行動、いや、この映画全てにおける人物の行動に、観客の納得いくような描写がなされていない。いやもう、ほとんどウディ・アレンの説得だけ。圧倒的なエピソード不足。せめてウディ・アレンが「口八丁の説得上手」ってエピソードでもあれば納得いくんだけど、それもない。

正直言って、薄い話に決して上手とは言えない演出。 豪華俳優陣が出演しなかったら、自主映画レベルの作品。

(14.08.03 新宿武蔵野館にて鑑賞)

(評価:★2)

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