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[コメント] 探偵はBARにいる3(2017/日)

うんうん。ウニいくら丼じゃ、しょーがないよね。
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







前田アッちゃんが泣きながら言うわけですよ。 「だってぇ、漁港のウニいくら丼が美味しいって言うからぁ」って。うんうん。ウニいくら丼は美味しいよね。

気付いてます?これ、嘘なんですよ。いや、ウニいくら丼は美味しいんだけどさ。 彼女は、偶然ではなく意図的に同行しているので、おそらく彼女から「連れてって」と誘っているはずなんです。 泣きながら「連れて行かれた」って平気で嘘をつくんです(ラストもそうですけど)。 実はこの映画で一番恐ろしいのは前田アッちゃんなんですよ。これも女性の横顔。

鈴木砂羽姉さんも投入し、安藤玉恵にシリーズ最長の出番を与える。そして北川景子の物語。この映画は「事件」を通して「女性の横顔」を描いているのです。いやまあ、安藤玉恵の扱いにその意図があるかどうかは知りませんが(たぶん無い)、栗山監督のファンだっていう一面は描かれますよね(笑)。ところが男性陣、特に今回ゲストのリリー・フランキーや志尊淳の背景が描かれることはない。どうでもいいけど、志尊淳くん、成長したよね。『帝一の國』じゃ忠犬みたいな子分だったのに。

このシリーズ、古沢良太脚本ということもあるし、第一作目が予想外に(奇跡的に)真正面からチャンドラー的ハードボイルドをぶつけてきたことに感銘を受けて観続けてるんだけど、どうしてテレ朝子飼い監督からNHK職員に監督交代したかね? たしかに先の監督は分かってなかったけど(シリーズ2作目は駄作だった)、どうして映画監督じゃなくてテレビ演出家を起用するかな?

この映画だって、話は面白いけど(かなり面白いけど)、映画として面白かったかと言われると疑問なんです。面白かったけど映画としては物足りない。それが率直な感想。

(17.12.24 渋谷TOEIにて鑑賞)

(評価:★3)

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