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[コメント] 修羅雪姫(1973/日)

確実にトンデモ映画なんだが、何とも言えないエモーションを感じてしまう。
ペペロンチーノ

今にして思えば、『キル・ビル』は“影響を受けた”というより“まんま”のような気もしないでもない。 そして相変わらず思うのが、藤田敏八は巧くない。 ただでさえ話が雑なのに、映画が雑。 おそらく、それを補って余りある“梶芽衣子の魅力”ってのが定説なんだろうし、まあ、それは否定しないのだが、たぶん私が感じる“何とも言えないエモーション”は少し違う気がしている。

八月の濡れた砂』を観た時も同じ印象がある。 何かこう、本人が意識していないうちに、映画的な躍動が撮れてしまったような印象。 たぶん、70年代前半の藤田敏八は何か持ってたんだと思う。 ま、下手は下手なんだけど。

(14.07.04 CSにて鑑賞)

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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