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[コメント] 耳をすませば(1995/日)

中盤まで共感できる場面も多く、とても良かったのですが、ラスト10分間の展開が...
kawa

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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ラスト10分間の展開がそれまでのドラマ展開と相容れない感じで、急転直下の展開と言えなくもないです。

中盤まで、このふたりの出会いは偶然の産物、幸運な出会いだと思っていたんです。

ですが、ラスト、聖司の「僕は君の読書傾向を調べて君が借りそうな本を先に借りて、読書カードに自分の名前を記して、君の記憶に名前が強く残るようにした」という台詞には驚いてしまいました。

ドンデン返しに近いというか...はっきり言って、ちょっと引いてしまいました。

こんな事を唐突に打ち明けられて、果たして雫はどう思ったのでしょうか? 嬉しかったのでしょうか?

聖司は本当に本が好きだったのか、それとも雫の気を引きたいがための行動だったのか、とても気になりました。

個人的には趣味を等しくする男女の偶然な出会いで、締めくくって欲しかったです。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)おーい粗茶[*] はしぼそがらす[*]

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