[コメント] 男はつらいよ 私の寅さん(1973/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
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この回のコメントは、以前たしか書いたよな記憶があった(よーな気がする(^^ゞ)のですが・・ ないです・・f(^ー^; ということでもう一度。。
タコ社長の "娘"の声が聞こえます。 「おとーちゃん! はやく おフロ入ってよ!!」 この娘(美保純)が登場するのは、シリーズのずっとずっと後になるのですが・・ きっとそれくらい続けるだろう? という監督の伏線なのかしら???f(^ー^;
全体的にしっとりとしています。
寅さんは、ほとんど旅にでないし・・ とゆ〜よりも、いつもと逆のパターンで さくら と おいちゃんの家族= とらや のみんなが旅に出て たまたま間が悪く帰って来た寅さんは なんとっ! お留守番なんです。 ヒネリは効いてるけど、爆笑というほどにはいかないかなぁ?
マドンナは、あまり売れない芸術家(絵描き)です。 寅さんの幼なじみのデベソの妹、キリギリスですね。
博の台詞で 「芸術とは、食べて行くためには必要ないんだけれど、 音楽を聴いたり、絵を鑑賞したり、、あるいは、おにいさんのように 恋をすることは、 それは とても大切なことじゃーないのかなぁ?」 みたいな事を言います。(*意訳) なるほど!
そう考えれば 食べること以外の物事すべて タトエバ、、つまらない旅行をすることも、、 帰ってきて「やっぱり お家が一番。」とか言ったり、、 口げんかをすることも、、様子見の電話をすることも、、 売れない絵を描くことも、、お酒を飲んで騒ぐことも、、実らない恋をすることも、、 あいさつの口上を考えることも、、よそ行きの服を着ることも、、、、etc、、 すべて、無駄なことではない。。
一見無駄のようにも感じるけれど、 まぁ、それを言っちゃーおしめぇよ! ってところですよね。
寅さんが子どもの頃に歌って、先生から叱られたという
♪ はしらの〜 きずは〜 キリギリス 5月 5日の〜 キリギリス〜
という 替え歌の一節は、いったいどこがおかしいのかさっぱり 解らないのですがーー なーんとなく、口からついてでてきそう?? どうしてキリギリスなんだろう??
芸術とは そういう一見不可解なところから派生するのかもしれませんね? …と、今回 分かったような 解らないような事を書いてみるテスト。。_(_^_)_
2003年 12月記
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