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[コメント] 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(1980/日)

26作目 ☆松 テキ屋の仲間達が、自然に登場してるのも良かったし、 寅さんの学生時代?の様子も語られてます(笑)寅さんの "人物像" がリアルに描かれているというか、幅が広がったような気がします。
fufu

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







伊藤欄が清楚だけど育ちの悪さも感じさせ、なかなか良い味を出してました。 今回は、マドンナ役への思いが、恋人への愛ではなく、父親の愛として描かれてました。

長々と寅さんシリーズを観ていると、志村喬扮する 博の父の登場する回や、 リリーさん(朝丘ルリ子)の出て来る回など、長い長い流れがあったりして、 それはそれで 見応えあったりするのですが、

今回の作品は、どこがどう・・ ということではないのですが、とても丁寧に作られていて、 単発の作品としては なかなかの秀作だと思います。 文句なしの ☆松評価。 テキ屋の仲間達が、自然に登場してるのも良かったし、 寅さんの学生時代?の様子も 寅さんの口から語られてまして・・(笑) 寅さんの "人物像" がリアルに描かれているというか、幅が広がったような気がします。 定時制学校なども出てきます。 実は、山田洋次監督の「学校」シリーズは観た事ないのですが、_(_^_)_ 「学校」という 山田監督のテーマは、この頃から温めて来ていたのかもしれないですね?

2004/01/18記

  ・ 以下 印象に残ったエピソードというか自分用メモ_(_^_)_

        ( ***ネタバレ含む*** )

前ネタは、 天狗様(?)の祟り …か?

  エピソード 1

国勢調査 → 今日現在いる人を記入・・ そこへひょっこりと寅さん・・

  エピソード 2

博とさくら 結婚 10年目。 狭いながらもお家を買い、引っ越し。(築 3年)  * 2Fに お兄ちゃんの泊まる部屋あり。  …(>_<)ヽ ナケルゼェ

  エピソード 3

お祝いに ゲン公から借金して 大金(2万円)をつつむが・・・・ 例によって一悶着・・ f(^ー^;

  エピソード 4

北海道へ… そこで 大酒飲みでばくち打ちだったテキ屋仲間の死を知り、 香典を持って故郷・奥尻島お墓参りへ。 すると、娘のすみれ(伊藤欄)がいた。 この時の寅さんの口上が、粋で鯔背だ。

  エピソード 5

サービスなのか? 伊藤欄の入浴シーンあり(笑) 定時制高校へ行きたいという すみれを連れて 葛飾柴又の とらやへ が、手配中の四角い顔の誘拐犯と間違われれる。

 エピソード 6

すみれの母、とらやへ現る。 さくら、すみれに 「追いかけてって 声をかけてあげて・・」 母は、「お前は 幸せになるんだよ・・」 

 エピソード 7

寅さん、すみれが気になっていつも見に行く。  寅さんが 中三の時の事を話し、クラスの人気者?に(笑) 「たぬき(校長)に、"おまえ 芸者の息子だろう?" と言われたんで カー !! となって、  飲んで^^ゞ  顔を黒く塗って ポカッ!とやって・・   それ以来 フーテン暮らしよ。」 

 エピソード 8

すみれのボーイフレンドが北海道から来る。 すみれ朝帰り。 すみれが、「結婚する人よ。」 と言うと、 寅「俺が会ったら、何するかわからねェよ。」   と とらやを去る。 博に向かって… 「お前、さくらと仲良くやれよ。」  すみれへ、 「幸せになれるんだろうな。  もし 幸せになれなかったら 俺ぁ〜しょうちしねェゾ!」 (; ;)ホロホロ

 エピソード 9

定時制高校の先生から、履歴書が帰ってくる。 寅さんは、中三中退なので、定時制高校への入学資格がない・・(T.T)

(評価:★3)

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