[コメント] ジュブナイル(2000/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
本作品は、山崎貴 監督製作の長編映画第一作目となります。
山崎貴監督作品の3作目 「ALWAYS三丁目の夕日」を作った監督が、他にはどんな作品を撮っていたのか知りたくて レンタルして観ました。
自分としては、2本目に観た「リターナー」(2作目)が、 あまりに 「ALWAYS〜」 (3作目)の世界観と違っていたので、 観るまで、いったいどんな作品なのか? と不安と期待が入り交じってましたが、 印象は どちらかというとリターナーよりも、ALWAYS〜 の世界観に近かったかな??
〜 レンタル前 〜
「ドラえもん」をモチーフにした 子供向けSFファンタジー映画とだけ聞いてましたが、 資料を持ってなかったので、いったいどんな映画なのか 想像がつきません・・・ ジョブナイルの意味を辞書で調べ意味が分かり なるほど! と ここで興味津々! んでレンタルビデオ店でパッケージを手にとると・・ なにやら、スターウォーズ風な? 雰囲気の絵柄・・ これは、おもしろそうっ!? と予感がし、勇んで レンタルしました。
話が進むに連れ、これは 例のインターネットで流れた 口コミの 「ドラえもんの最終回」の話なのかな? と気が付きました。
CinemaScape で peacefullifeさんが 同じ事書かれてますが ぼくも 最初聞いた時に感動し、つい人に話してた事を思い出しました。
何て言うか、大まじめで子供(男の子)に向けてキュンとなる "Juvenile" な心が表現されていて とっても、良かった! 山崎監督の人柄や根っこが判ったような気がしました。(?)
ラストは、もう一ひねりあるかと思ってましたが、そのまま終わってしまいました。 ちょっと物足りなかったけど、 タイムパラドクスネタが始めての子どもにとっては、これくらいの情報量が丁度良いのかもしれません。 あくまで、大人向けではなく子ども向けに作られた作品なんだと思う。(たぶん) ※ 大人の鑑賞に堪えられないという意味ではありません。
こんな作品が、大真面目で作られる監督はすごいと思った。 ますます、山崎貴監督のファンになりました。
ただ… まだローマ字を習ってない 小学校 低〜中学年には、 「F ・ I ・ D = ファイト・一発・ドンとやれ」 などというギャグ?は、 ちょっと わかりずらいかな? まぁ それで作品の質が下がるとは思わないけど…
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