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[コメント] あゝ予科練(1968/日)

東映戦争映画初体験。東宝に比べると良くも悪くもウェットだなあ。悪く言えば陰湿、良く言えば情が深いとなる。特撮がイマイチなことは、つっこむべきではないのだろう。
ハム

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







前半の教官のしごき、下っ端同士のいがみ合い、などは陰湿すぎて今時の日本人の僕はぞっとする。しごき・いじめに耐えかねて自殺する者まで現れるに至っては、今時の日本に通じるものまであり、なかなかショッキング。文科省の中の人、必見ですな。

しかし終盤近くになると、かつての脱落者、親孝行者、隣の家の純潔少女、素適なおねいさんまで登場して、情念が最高の高まりを見せる。嬉しい。

(評価:★4)

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