デスメタルって、あんまり聞いたことがないので、だからどうした〜と思っていたとけれど。

後半になって、他人の夢を背負うヒーローみたいな話が出てきて、話が意外にきれいにまとまっていくのを見て、半分は「なんだーそんなオチか」と思いつつ、もう半分は「なるほど、それならヒットしたのも分かるかもな」と思った。

デスメタルはよくわからんけど、音楽を聴いたり、ライブに行ったりする理由の一つは、つかの間の夢を見たいからという部分はなんとなく共感できるし、その形にはいろんなものがあってもいいというのも、なんとなく分かる。

でも、原作の漫画はこんなにきれいにまとめてるんだろうか。読んだことないので分からないけど。

松山ケンイチは上手だね。いろんな役をこなす。器用な役者さんだ。

でも、個人的には、松雪泰子の切れっぷりが、とてもツボにハマった。流石だ、社長。

2009.5.17. DVD観賞